スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「少しでも遠くへ」福島から6000人、県外へ

当然、です。
繰り返します、が、30歳以下の
青年・少年・当然幼児は、
西日本へ向けて
必死に、逃げてください。

命あっての、ことですから。黒木。

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以下、記事。
「少しでも遠くへ」
福島から6000人、県外へ
読売新聞 3月17日(木)14時38分配信より


「少しでも遠くへ、遠くへ」──。

東京電力福島第一原子力発電所
(福島県双葉町、大熊町)で

高い放射線の漏出が止まらない
などの事故を受けて、
住民の県外避難が17日、本格化した。


避難域の相次ぐ拡大で、

避難所を転々とすることを強いられる住民に
不安は隠せない。

福島からの県外避難は6000人に上る。

県は正確な情報に基づく冷静な行動を県民に求めている。

さいたま市の
「さいたまスーパーアリーナ」に
福島からの避難者が次々と入った。

地震時に福島第二原発で仕事をしていた
福島県郡山市の男性会社員(32)は
「何かあってからではもう遅い。
小さな子を少しでも安全な場所へ」
と妻と子を連れて来た。

「埼玉でアパートを借りたい」と話した。

避難の受け入れは31日までの予定。

埼玉県は各市町村に、
避難所確保を要請した。


     ◇

山形県米沢市は

3か所の避難所で600人以上を受け入れた。

市営体育館に入った
福島県浪江町の薬剤師山形千恵子さん(57)は
「何十年も帰れないことも考えないと……」
と肩を落とした。

避難所を転々とし、
福島県内で旅館に泊まろうとしたが、
「放射線を浴びていない証明ができないと、入れない」
と断られた。



山形市の施設「山形まなび館」。
福島県相馬市で旅館を営む管野正三さん(50)は
3号機の爆発で県外避難を決意し、
親類と車でたどり着いた。

「旅館はもう営業が難しい。
帰る家もなく、次はどこへ行ったらいいのか」。

山形市総合スポーツセンターに
逃れた福島県南相馬市の新川洋子さん(75)は
相馬市、福島市を転々として山形に。

60年近く暮らした家を津波にさらわれた。

「結婚式の写真も、
亡くなった息子の写真も思い出が流された。
それでも、生きているんだから」
と気丈に話した。


          ◇

茨城県つくば市の洞峰公園体育館は
17日午前、200人以上を受け入れる。

おにぎりなどが配られた。

福島県いわき市の会社員市川英明さん(44)は
16日夜、家族で避難。

「ガソリンがなくなる前に避難を決断した。
東電が言っていることに不信感がある。
気持ちをぶつけるところがない」と目を伏せた。


          ◇

新潟県新発田市カルチャーセンター。

相馬市の漁師佐藤行雄さん(61)は、
自宅が津波にのまれた。

「あてもなく逃げ、ここについた。
復興なんてできそうにない……」と声を震わせた。


同県上越市の体育館に避難した
福島県南相馬市の会社員志賀秀幸さん(30)は

「消防団員として活動中に
原発から爆発音とともに煙が立ち上るのを見た。
被曝(ひばく)が心配になり、
検査を受けて異常がなかったので安心した。

自宅が避難指示の地域にあり、
友人のいる上越に避難した。
早く沈静化してほしい」と話した。


          ◇

福島県の佐藤雄平知事は
県民に
「落ち着いて正確な情報を基に
行動していただくよう心からお願いします」
と呼びかけた。

by kuroki_kazuya | 2011-03-17 15:30 | 核 原子力