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by 幸田 晋

現場作業員、懸命の戦い=「頑張れ」ネットで応援も-危機続く福島第1原発

現場作業員、懸命の戦い=「頑張れ」ネットで応援も-危機続く福島第1原発
時事通信 3月17日(木)15時43分配信より

 「頑張ってください」―。東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)。地震2日目の1号機水素爆発から、深刻な事故が続く。17日には自衛隊による放水が始まったが、東電や関連企業の職員は、今も現場で危険と隣り合わせの作業に取り組んでいる。
 東電によると、第1原発では約800人の作業員が保守点検などに従事していた。しかし相次ぐ爆発で、一時は50人を残して退避。17日午前の時点で約300人が残っている。
 作業員は、冷却機能が失われた1~3号機の原子炉圧力容器の注水作業を進めているほか、3号機と4号機の間にある中央制御室で、4号機の使用済み燃料プールの水温監視などを行っている。16日に4号機の火災を発見したのは、500メートル離れた「免震重要棟」近くの高台にいた作業員だった。
 原子炉建屋周辺や中央制御室などでは高い放射線量が確認されており、「測定線量を注意深く見ながら、作業できる時間を決めている」(東電幹部)状態だ。職員らは線量計を常に携帯し、慎重に作業。特に中央制御室など放射線の強い所では、作業時間は極めて短くなる。
 東電には、現場の作業員を激励するメールが相次いでいる。インターネットの掲示板などでも、「頑張ってください」「現場で『必死』に作業してる方々には、本当に頭が上がらない」などの書き込みが多い。
 東電広報部によると、同社には「復旧、大変でしょうが頑張ってください」「節電に協力します」などの電話が寄せられている。
by kuroki_kazuya | 2011-03-17 15:50 | 核 原子力