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by 幸田 晋

東電“白旗”仏に泣きついた…「統制不能」原発先進国へ支援要請

東電“白旗”
仏に泣きついた…

「統制不能」
原発先進国へ
支援要請

スポーツ報知
3月29日(火)8時2分配信より


 東日本大震災による
福島第1原発の事故で、

復旧に苦慮している東京電力が、

フランス電力(EDF)や
核燃料会社アレバ、
原子力庁など

フランスの原子力関連企業・機関に
支援を要請したことが

28日、分かった。

ベッソン産業・エネルギー・デジタル経済担当相が
明かしたもので、

事故の統制不能に陥ったもの、
と現地では深刻視されている。

また、東電は同日深夜、

同原発の敷地内の土壌から
プルトニウムを検出したと発表。

一部は今回の事故で放出されたとみられ、
事態は一層深刻になった。

 事態収束に展望が開けない東電が
とった手段は、

フランスへの支援要請だった。

29日付のフランス有力紙、ル・モンドによると、

アレバは
事故発生直後から東電側と連絡を取り合ってきたが、

26日ごろに緊急要請を受けたという。

ル・モンドは
「東電が原発事故の統御不能に陥った可能性」
との見出しを掲げ、

当事者の東電が“白旗”を
掲げた事態を深刻視している。


 ベッソン担当相は
「東電からの(フランス各機関に対する)
支援要請は

(事故発生後)初めて」と話した。

EDFは18日、

専門家の派遣、
原発事故に対応するロボットを含む
資材130トンの搬送など独自の救援計画を発表。

が、ル・モンド紙によると
日本側はこれを拒否したという。

 フランスは
日本の原子力業界と関係が深い。

アレバは日本の電力会社の委託で
プルトニウム・ウラン金剛酸化物(MOX)燃料の
加工を請け負っている。

福島第1原発3号機で
現在使われているMOX燃料は
1999年にフランスから運ばれたものだ。

 フランス原子力安全局の
ラコスト局長は

28日の記者会見で、
今回の事故状況などから
「30キロ圏外に汚染が広がり、
農作物などにも影響が出ていることは明らか。
汚染が100キロ圏に
広がったとしても全く驚かない」とした上で、

「(汚染除去などで)
状況が管理できるまでに数年から数十年を要する」
と警告している。

by kuroki_kazuya | 2011-03-29 12:37 | 核 原子力