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by 幸田 晋

カストロ前議長、政界引退=ラウル氏が共産党トップに―キューバ

カストロ前議長、政界引退=
ラウル氏が共産党トップに―キューバ

時事通信
4月20日(水)0時12分配信より

 
【サンパウロ時事】

キューバ共産党の第6回党大会は19日、
最終日の討議が行われ、

フィデル・カストロ前国家評議会議長(84)
の第1書記辞任を正式に承認した。

後任には弟のラウル・カストロ議長(79)を選出、
これによりフィデル氏は政界から完全に引退した。
 

フィデル氏は1959年のキューバ革命で
バティスタ独裁政権を打倒し、
65年の共産党結成以来、
半世紀近く党トップの座を占めていた。


 「社会および国家の最高指導勢力」
と規定される共産党トップにラウル氏が就くことで、
同氏による指導体制が名実共に固まる。

フィデル氏は引退するものの、
革命の英雄として今後も影響力を保つとみられる。

 ラウル議長は大会初日、
指導部人事の若返りの必要性を強調。

新たに3人が党政治局員入りしたが、

ラウル議長に代わる序列2位の党第2書記には、

カストロ兄弟と同じ革命世代の
マチャド国家評議会第1副議長(80)が指名された。


 大会ではまた、
革命以来掲げた「平等主義」から脱却し、

自営業拡大や配給制の廃止、
税制見直しや地方分権など

を盛り込んだ新たな経済・社会の指針を採択。

社会主義は堅持しつつ、
市場経済原理を一部導入し、
労働意欲向上と効率化を促して
経済苦境を乗り切る方針を確認した。

by kuroki_kazuya | 2011-04-20 01:14 | 歴史