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by 幸田 晋

福島第1原発事故 東電、高濃度汚染水浄化システムについて仏・アレバ社の技術採用へ

福島第1原発事故 東電、高濃度汚染水浄化システムについて仏・アレバ社の技術採用へ
フジテレビ系(FNN) 4月19日(火)21時13分配信より

東京電力は、福島第1原発で高濃度の汚染水を浄化するシステムについて、フランスの原子力関連企業・アレバ社の技術を採用することにしたことを明らかにした。
東京電力は会見で、「アレバ社から技術協力をいただいている汚染処理水については、今回、移送した高濃度の放射性物質を含む水の除去で使用する予定です。こちらは、アレバ社でラアークなどの再処理施設で実績があることから、採用させていただいている状況です」と発表した。
19日午前、2号機のトレンチの立て坑から集中廃棄物処理施設へ、建屋などにたまっている汚染水の移送が始まった。
東京電力では、移送作業と並行して、6月までに汚染水の放射性物質の濃度を低くする浄化システムを構築する計画だが、アレバ社からの協力の申し出を受けて、アレバ社の技術を採用することにしたという。
これについて、原子力安全・保安院は、「アレバ社には、有名な再処理工場があり、高濃度汚染水の処理で世界的に最もノウハウがある」としている。
一方、アレバ社のロベルジョンCEO(最高経営責任者)は、都内で開いた会見で、汚染水の処理について、東京電力を支援する具体案を明らかにした。
アレバ社が提案したのは、汚染水に化学物質を投入し、放射性物質を沈殿させるシステム。
1時間あたり50トンの除染ができ、汚染の度合いは1,000分の1から1万分の1に抑えられるという。
アレバ社によると、東京電力はこのシステムを5月末にも稼働するよう要望しているということで、アレバ社も非常事態として、体制を強化して要望に応えたいとしている。
by kuroki_kazuya | 2011-04-20 01:10 | 核 原子力