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by 幸田 晋

3月 企業の生産、震災直撃 トヨタ・ホンダ、62%減

3月 企業の生産、
震災直撃 
トヨタ・ホンダ、62%減

産経新聞
4月26日(火)7時56分配信より

 国内自動車大手8社が25日に発表した3月の国内生産(含む軽自動車)は、38万7567台で前年同月比57.5%減と大幅に落ち込んだ。東日本大震災による部品調達難で、各社の工場が操業停止に追い込まれたためで、トヨタ自動車、ホンダ、スズキなどは、月間生産台数で過去最低を記録した。

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 トヨタの3月の生産台数は同62・7%減の12万9491台で、昭和51年1月の統計公表以来、ホンダも同62・9%減の3万4754台で、平成9年11月の統計公表以来、過去最低。スズキ、富士重工業も軒並み最低だった。

 日産自動車、マツダ、ダイハツ工業は3月として過去最低になり、三菱自動車以外を除き、記録的な落ち込みになった。

 トヨタの約20万台、日産の約5万5千台など、震災の影響による3月の減産規模は8社合計で、46万5千台に及んだ。

 自動車生産は4月以降も縮小が続き、トヨタ、日産が18日から、ホンダも11日から、国内全工場での生産を再開しているものの、部品調達問題が全面的には解消されず、稼働率は5割程度だ。4月上旬まではほとんどの工場が休止しているため、「4月も、当初の計画に対して6割程度の減産になる」(大手幹部)可能性が高い。

 さらに、各社は北米やアジア各国の海外工場でも、非稼働日を設定するなど、減産に乗り出している。需要が再び増加している米国や、依然高水準での販売増を記録する中国で、日系各社の供給が抑えられることになり、シェア低下などの悪影響が懸念されている。 一方、電子情報技術産業協会(JEITA)が25日発表した薄型テレビなど民生用電子機器の3月の国内出荷額は、前年同月比24・3%減の2792億円と前年実績を大きく下回った。

 日本電機工業会(JEMA)が同日発表した白物家電の3月の国内出荷額も、同1・5%減の1729億円で10カ月ぶりのマイナス。3月末に終了した家電エコポイント制度の駆け込み需要が期待されたが、震災の影響で前年実績を下回った。
by kuroki_kazuya | 2011-04-26 08:00 | 資本