3号機使用済み燃料プール内の放射性物質、2号機とほぼ同じ高い濃度
2011年 05月 11日
福島第1原発事故
3号機使用済み燃料
プール内の放射性物質、
2号機とほぼ同じ高い濃度
フジテレビ系(FNN)
5月11日(水)6時37分配信より
東京電力は、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールの水中を撮影した映像を公開した。
映像は8日に撮影されたもので、水中には壊れた建屋のがれきが大量に入っていて、燃料の上部もほとんど見えない状況となっている。
プール内の放射性物質は、
セシウム137で
1立法cmあたり
15万ベクレル
検出されるなど、
2号機プールとほぼ同じ、
高い濃度だったという。
また、ヨウ素131など半減期が短く、使用済み燃料からは通常生成されない放射性物質が検出され、東京電力は「原子炉からの放射性物質が、建屋内を通過してプールに溶け込んだ可能性が高い」としている。
一方、
「水棺」作業が進められている1号機では、
高い放射線量が計測されたことから、
鉛のマットによる遮へい対策
が実施されたが、
線量の低下は1割程度にとどまっており、
作業の難航が予想される。
3号機使用済み燃料
プール内の放射性物質、
2号機とほぼ同じ高い濃度
フジテレビ系(FNN)
5月11日(水)6時37分配信より
東京電力は、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールの水中を撮影した映像を公開した。
映像は8日に撮影されたもので、水中には壊れた建屋のがれきが大量に入っていて、燃料の上部もほとんど見えない状況となっている。
プール内の放射性物質は、
セシウム137で
1立法cmあたり
15万ベクレル
検出されるなど、
2号機プールとほぼ同じ、
高い濃度だったという。
また、ヨウ素131など半減期が短く、使用済み燃料からは通常生成されない放射性物質が検出され、東京電力は「原子炉からの放射性物質が、建屋内を通過してプールに溶け込んだ可能性が高い」としている。
一方、
「水棺」作業が進められている1号機では、
高い放射線量が計測されたことから、
鉛のマットによる遮へい対策
が実施されたが、
線量の低下は1割程度にとどまっており、
作業の難航が予想される。
by kuroki_kazuya
| 2011-05-11 07:20
| 核 原子力