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by 幸田 晋

調整運転中の関電・大飯原発1号機 営業運転入りの公算

調整運転中の
関電・大飯原発1号機 
営業運転入りの公算

産経新聞
7月13日(水)23時33分配信より


 定期検査中でありながら、フル出力で「調整運転」を続けている大飯原子力発電所1号機(福井県おおい町)について、関西電力が経済産業省原子力安全・保安院による最終検査を受ける方針を固めたことについて、福井県の担当者は13日、「申請は電力事業者が行い、判断は国が行うもの」とし静観する考えを示した。

 地元理解が得られなければ、最終検査に合格しても商業運転入りできない可能性もあったが、大飯原発1号機についてはフル出力状態のまま営業運転入りできそうだ。

 同県は、定期検査で原子炉を停止している原発の再稼働について、国から新たな安全基準が示されない限り認めない方針を堅持している。しかし、運転中の原発を停止させることについては、「社会に不安を与え、経済への影響も大きい」との考えも示している。次回定期検査までの運転継続を認める見込み。

 大飯原発1号機が立地するおおい町の時岡忍町長は、最終検査について「ようやくけりがついてよかった」とホッとした表情。関電が4カ月にわたってフル出力で「調整運転」していたことについては「町が最終検査の申請を止めていたわけではない」と明言。営業運転再開について「町民は祈るような気持ちで生活しており、安全最優先で運転してほしい」と語った。
by kuroki_kazuya | 2011-07-14 00:58 | 核 原子力