最後のシャトル帰還=30年の歴史に幕―米、有人宇宙船空白期
2011年 07月 22日
最後のシャトル帰還=
30年の歴史に幕―
米、有人宇宙船空白期
時事通信
7月21日(木)19時11分配信より
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)時事】
米航空宇宙局(NASA)の
最後のスペースシャトル「アトランティス」(乗組員4人)が
米東部時間21日午前5時57分(日本時間同午後6時57分)、
フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸した。
地上と地球周回軌道を往復し、
再利用型宇宙船として
一時代を築いた30年のシャトルの歴史が幕を閉じた。
シャトル退役後、NASAは国際宇宙ステーション(ISS)への有人輸送をロシアの宇宙船ソユーズに、補給は日本の無人補給機「こうのとり」(HTV)などに依存する。NASAによると、米国が有人宇宙船の空白期を迎えるのはアポロ宇宙船からスペースシャトル開発への移行期に入った1975年以来36年ぶり。
オバマ大統領はISSへ飛行する商業宇宙船の開発を推進しているが、有人船を運用するまでには5年前後かかるとみられている。宇宙開発でも中国やインドが台頭する中、自前の有人輸送手段を失う米国の影響力低下も指摘されている。
30年の歴史に幕―
米、有人宇宙船空白期
時事通信
7月21日(木)19時11分配信より
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)時事】
米航空宇宙局(NASA)の
最後のスペースシャトル「アトランティス」(乗組員4人)が
米東部時間21日午前5時57分(日本時間同午後6時57分)、
フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸した。
地上と地球周回軌道を往復し、
再利用型宇宙船として
一時代を築いた30年のシャトルの歴史が幕を閉じた。
シャトル退役後、NASAは国際宇宙ステーション(ISS)への有人輸送をロシアの宇宙船ソユーズに、補給は日本の無人補給機「こうのとり」(HTV)などに依存する。NASAによると、米国が有人宇宙船の空白期を迎えるのはアポロ宇宙船からスペースシャトル開発への移行期に入った1975年以来36年ぶり。
オバマ大統領はISSへ飛行する商業宇宙船の開発を推進しているが、有人船を運用するまでには5年前後かかるとみられている。宇宙開発でも中国やインドが台頭する中、自前の有人輸送手段を失う米国の影響力低下も指摘されている。
by kuroki_kazuya
| 2011-07-22 02:11
| 科学