スキーにはまっています。


by 幸田 晋

幌延深地層研究センター:住民説明会 原子力への不信、批判続々

幌延深地層研究センター:
住民説明会 
原子力への不信、批判続々
 /北海道

毎日新聞
7月28日(木)12時2分配信より



◇「福島の収束が先」

高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋設処分(地層処分)

する技術を研究中の

日本原子力研究開発機構・幌延深地層研究センター(幌延町)は

26日夜、町内で10年度の成果を住民に説明した。

東京電力福島第1原発事故以降、
原子力政策に不信が高まっており、

質疑応答では
「事業をやめ、まず福島の放射能汚染を収めるのが原子力に携わる者の務めだ」
など、批判的意見ばかり出た。

「地層処分の前提となる核燃料サイクルは破綻し、
処分技術の開発は意味がない」

「福島の事故ですら収束できないのに、
地層処分後の1000年から10万年もの間の安全を保証できるのか」

など厳しい指摘が相次いだ。
 

深地層研の坂巻昌工所長は「高レベル放射性廃棄物の処分は避けて通れない問題で、現実的には地層処分しかないというのが世界の共通認識」と事業の意義を強調した。
 出席者が九州電力の「やらせメール」問題に触れ「(説明会に事業推進派の)動員はかけていないのか」と追及。坂巻所長が「かけていない」と否定する一幕もあった。


【横田信行】
by kuroki_kazuya | 2011-07-29 06:03 | 核 原子力