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by 幸田 晋

園児2千人が退園・県外へ…福島の私立幼稚園

園児2千人が退園・県外へ…
福島の私立幼稚園

読売新聞
8月3日(水)3時7分配信より



 
東京電力福島第一原子力発電所事故で、

警戒区域指定による避難や

放射線による健康不安から

福島県内の私立幼稚園の

園児約2000人が

県外に転園したり、

幼稚園に通うのをやめたりしている


ことが、福島県全私立幼稚園協会の調査で分かった。



県内の
私立幼稚園に通う

園児1万9193人の約1割に当たる。

さらに約300人が県内で転園している。

幼稚園は、

保育料の減収分や園庭の除染費用など

約80億円の賠償を東電に求めた。



就学前の子供たちの
こうした実態が明らかになるのは初めて。



同協会によると、

原発事故後から5月19日までの調査時点で、

退園や休園、転園をした

園児は約2300人。

警戒区域と緊急時避難準備区域が約800人、

いわき市が589人、

県中地域の郡山市が581人、

福島市などの県北が215人、

須賀川市などの県南が95人。




原発から約100キロ離れた会津地方でも
18人が退園するなどしている。



約2300人のうち、放射線量の低い県内の幼稚園に転園したのは約300人。残り約2000人が県外に出たり、幼稚園に通うことを断念したとみられる。

 放射線量は福島市で1時間当たり1・14マイクロ・シーベルト、郡山市で1・03マイクロ・シーベルト(2日午後の時点)と、政府が屋外活動を制限する暫定基準値(3・8マイクロ・シーベルト)を下回っている。幼稚園は園庭の土を除いたり、園児が屋内活動できるようにエアコンを購入したり、対応にあたっている。

by kuroki_kazuya | 2011-08-03 03:09 | 核 原子力