スキーにはまっています。


by 幸田 晋

<九電>副社長が知事の意向くむ 佐賀支社長「配信に愕然」

<九電>副社長が
知事の意向くむ 
佐賀支社長「配信に愕然」

毎日新聞
8月7日(日)12時34分配信より


九州電力の「やらせメール」
を誘発した佐賀県の古川康知事の

発言メモが社内に添付メールとして回ったのは、

原子力担当の段上守副社長(当時)
の指示だったことが、
九電関係者への取材で分かった。


メモを作成した佐賀支社長は知事との会談の備忘録として作り、副社長側に渡したと証言しているといい、

副社長が社員らのやらせを後押しするため知事の意向を受ける形で知事の発言を利用したとみられる。


関係者によると、副社長は佐賀支社長ら幹部3人で6月21日に知事と会談した後、内容をメモにするよう支社長に指示。支社長は同日中にA4判2枚にまとめ、副社長の秘書にメールで送った。その後、副社長が部下の担当部長にメモを回し、課長級社員がメールに添付して原子力部門の約100人に配信された。

 一方、佐賀支社長は「副社長から『メモを作ってね』と言われ、副社長の個人的な備忘録として作ったので、原子力部門で共有化されたと聞いた時は驚愕(きょうがく)した」と話しているという。

 また佐賀支社長は、知事から「原発の再稼働を容認する意見を出していくことも必要だ」との趣旨の発言について、会談の前にも「何回か聞いていた」と説明。一方で、知事の発言の意図については「九電が自ら意見を出せとか、社員を使って賛成意見を出せというようには受け取っていない。メモは発言内容を簡潔にしてしまい、不正確で誤解を生じさせるような文言になっている」と釈明しているという。

【竹花周、小原擁】
by kuroki_kazuya | 2011-08-08 04:01 | 核 原子力