九州電力:負債肩代わり問題 玄海漁連、依頼文書の提示拒否 組合員の質問に /佐賀
2011年 10月 03日
玄海漁連、
依頼文書の提示拒否
組合員の質問に /佐賀
毎日新聞
10月1日(土)14時58分配信より
九州電力が、
玄海原発の地元13漁協と
県玄海漁連の
負債7億円を肩代わりすることを
確約していた問題で、
同漁連は30日、
唐津市漁協の組合員19人で組織する
「玄海漁連を明るくする会」(坂本善晴代表)
が提出していた公開質問書に回答した。
しかし、
坂本代表は
「組合内でも漁連執行部に対して不信感が広がっている。
負債に対してはすべてを公表すべきだ」と不満を見せた。
同漁連は職員が対応し、口頭で答えた。補助金の形で出されている九電の寄付金の使途については「漁協振興合併のための支援策として約束されている」と述べた。しかし、九電に補助金の支出を依頼した文書の存在については「私の権限では出せない」などと提示を拒否した。
同会は9月20日に質問書を提出。今後は再度文書での回答を求める。
【原田哲郎】