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by 幸田 晋

<年金記録確認>第三者委を廃止検討 厚労省所管に逆戻り

<年金記録確認>
第三者委を廃止検討 
厚労省所管に逆戻り

毎日新聞
10月17日(月)2時30分配信より一部


政府は、年金記録の訂正申し出が妥当かどうかを判断する
総務省所管の年金記録確認第三者委員会を
13年度以降に廃止し、

業務を
厚生労働省所管の社会保険審査会に移す
方向で検討に入った。

当初、厚労省は業務移管を拒否していたが、

社保審の人手不足解消策として
第三者委の業務を引き受ければ
組織を拡大できることもあり、方針を転じた。


 第三者委は07年6月、年金記録問題の発覚を受けて設置された。本来、確認業務は厚労省所管の社保審がやるべき任務だったが、事務局の設置場所について、安倍晋三政権は「旧社会保険庁や厚労省では国民の信頼を得られない」として、厚労省の抵抗を抑え総務省とした経緯がある。当時「審査の資格なし」と判断された厚労省が業務を引き受けることは、「焼け太り」との批判を招きそうだ。

 第三者委は設置から4年以上が過ぎ、処理件数は徐々に減っているが、10年度の件数は週平均1200件で、行政評価事務所からは「本来の行政監視業務ができない」との声が上がっている。


・・・・



【鈴木直】


 ◇年金記録確認第三者委員会

 国に記録がなく、受給者側にも領収書など保険料を納めた証拠のない場合、本人の申請に沿って記録を訂正し、年金を支給すべきか否かを判断する機関。総務省本省に中央委員会、全国50カ所の行政評価事務所などに地方委員会があり、これまで約24万件の申し立てを処理した。弁護士や社会保険労務士などによる合議制で、有識者の合議制としている社会保険審査会と似ている。
by kuroki_kazuya | 2011-10-17 03:21 | 権力 暴力装置