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by 幸田 晋

神風で沈んだ元寇の軍船、長崎・松浦沖で発見

神風で沈んだ元寇の軍船
長崎・松浦沖で発見

読売新聞
10月20日(木)18時48分配信より一部

 長崎県松浦市・鷹島沖の伊万里湾で、鎌倉時代の元寇(げんこう)(弘安の役、1281年)の際に沈んだとみられる元の軍船が発見された。

 発掘を続けていた琉球大の池田栄史教授(考古学)が、20日明らかにした。鷹島周辺ではこれまで元軍の船材の一部やいかり石、砲弾などが出土しているが、原形をとどめた船体がまとまって見つかったのは初めて。

 
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 鎌倉時代、中国・元のフビライは日本に服属を迫るため、2度にわたり朝鮮半島の高麗との連合軍で来襲した。

文永の役(1274年)に続く弘安の役では、約4400隻からなる大船団で、14万人の将兵が攻めよせ、一部が博多などで戦闘を繰り広げた。

その後、船団が鷹島周辺に集結した際に「神風」と呼ばれた暴風雨で、大半が壊滅したとされる。

 日本列島では縄文、弥生時代の丸木舟が出土した例はあるが、木材を組み合わせた中世以前の構造船が原形をとどめて出土したのは初めて。構造船としては最古の発見例となる。
by kuroki_kazuya | 2011-10-21 04:41 | 歴史