スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「第11回 長崎と南京を結ぶ集い」。大虐殺証言に「陳 桂香さん」来崎。

「第11回 長崎と南京を結ぶ集い」。
大虐殺証言に「陳 桂香さん」来崎。

ブログ「ここでトヨさん出番です!」
2011-12-11 22:12より

1937年(昭和12年)12月13日。

中華民国の首都南京は、
日本軍により陥落した。

侵略日本軍による三光作戦
(奪い尽くす、殺し尽くす、焼き尽くす)が
実行され残虐の限りを尽くした。

あの日から74年目を迎える。


「岡まさはる記念長崎平和資料館」と
「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館」が、
友好館提携を結んでから、10年以上が経った。

夏8月に長崎から南京を訪問し、
冬12月に南京から証言者を長崎に迎える
相互交流が始められてから11回目となった。


今回は、
南京大虐殺記念館職員の「夏 英姿さん」、
証言者の「陳 桂香さん」と
付き添いの息子さんの
3人が來崎された。

昨夜は、
岡まさはる記念館の高實康稔理事長以下10人足らずの役員により、
南京からの3人のお客様を、
何時もの中華料理店「紅灯記」に迎えて、
ささやかな歓迎の宴が開かれた。

11日(日)の14時からは、
長崎教育文化会館で、

元日本兵による
証言ドキュメンタリー「南京の松村伍長」が
上映され、

続いて、
南京大虐殺記念館の「夏 英姿さん」から

記念館の展示概要と
市内各地に所在する、
虐殺現場の説明が行われた。

証言者の「陳 桂香さん」は、
1925年生まれの女性で、

幼くして近所の少女が
日本兵数人に強姦された上殺害され、

自身も日本兵に捕まったが、
一瞬の隙を見て逃亡し、
数奇な生涯を辿った自分史について声を振り絞り、
涙ながらに切々と訴えられた。


日本の右翼勢力の中には
「南京虐殺は無かった」
などと鉄面皮な妄言を吐く、
エセ学者もいるなど、

歴史の事実を意図してねじ曲げる輩の台頭には、
危険性が潜んでいる。



長崎市議会議員 井原東洋一

by kuroki_kazuya | 2011-12-12 05:55 | 軍事