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by 幸田 晋

電力融通拡大へ国が助成 東西の周波数変換所増設促す

電力融通拡大へ
国が助成 

東西の
周波数変換所
増設促す

朝日デジタル
2012年2月12日05時08分より一部

東日本と西日本の間で
やり取りできる
電気の量を増やすため、

経済産業省は、

東西で違う
電気の周波数を変換する
設備の建設を支援する方向で検討に入った。


これまで設備の建設は
電力会社任せだったが、

建設費を国が補助する
といった支援策を考え、増設を促す。



日本では、
周波数が
東日本で50ヘルツ、
西日本で60ヘルツ
と違うため、
周波数を変換しないと
東西での電気のやり取りができない。

周波数を変える設備の「変換所」は
現在、東西の境にある
東京電力と中部電力の2社の管内に
計3カ所ある。


だが、
変換できるのは
計100万キロワットで、

全国の発電能力の1%に満たない。

昨夏は
三つの変換所をフル稼働させて
西日本から東日本へ電気を送り込んだが、
東日本の電力不足を解消するには力不足だった。



 


・・・・





日常的に
東西の電気のやり取りが
増えれば


電力会社の「地域独占」にも
風穴が開く


電力供給を受けている企業にとっては、
今までよりも、

料金が安い会社を
選んで電気を買いやすくなり、
電力会社間の競争が激しくなる



 

・・・・



     ◇

〈電気の周波数〉 
電気が1秒間に波打つ回数のこと。

東日本にある北海道、東北、東京の3電力会社は50ヘルツで、

それ以外の西日本各社は60ヘルツ。

周波数が分かれている国は珍しい。

明治時代に東京地区がドイツ製、

大阪地区が米国製の発電機を

それぞれ選び、
発電の方式が違うことから周波数が分かれた。

違う周波数の電気を送り込むと送電網内の電気の流れが乱れ、
停電などを起こすおそれがあるため、
同じ周波数に変換する必要がある。
by kuroki_kazuya | 2012-02-13 05:11 | 九電労組