スキーにはまっています。


by 幸田 晋

関西電力(株)大飯原子力発電所再稼働の動き。

関西電力(株)
大飯原子力発電所
再稼働の動き。


長崎市 市議会議員
井原 東洋一さんブログ
「ここでトヨさん出番です!」
2012-02-14 23:56 より転載



定期検査終了後も
ストレステストなどで停止中である
「大飯原子力発電所」が、

再稼働に向けて、
原子力安全保安院のお墨付きを貰い、
立地自治体の「おおい町」や
福井県等の承認待ちの状態にある。

九州電力(株)の
玄海原子力発電所が
その尖兵の役割を担っていたが、

「やらせメール」で完全に頓挫したため、

「大飯発電所」が、その役割を担っている。

国と電気事業者や
原子力関連産業は、
嘘で固めた「新安全神話」を
再び創作し、稼働に懸命である。


「大飯原子力発電所」は、
関西電力では最大の原子力発電所で、
1号機、2号機が117.5万kW。
3号機、4号機が118万kW。
合計471万kWで

関西電力(株)の全供給量の
凡そ25%を受け持つことが可能な巨大施設である。

188万平方メートル(甲子園球場の約50倍)の
広大な敷地は、

陸側からは、
トンネルでしか入れない。

2月7日に訪問を希望したが実現出来ず、
入り口の「エル・パーク」と
「おおい町」の中心市街地にある「エル・ガイヤ」を見学した。

「エル・パーク」は、
原子炉格納容器を3分の1サイズにした、
発電所の模型施設であり、
発電所の仕組みなどが説明される。

「エル・ガイヤ」は、
未来のエネルギーと地球の未来を観る
科学館であるが、

特に、幅22m、高さ6m、
視野角120度のカーブスクリーンを利用した
バーチャルリアリティ映像システムの
超大型映像に写し出される原子炉内の、
CG再現は、圧巻であった。

しかしこれらは、
正常運転時の説明であり、
事故時対応は、

別問題で
絵では説明できない。

福島第1原子力発電所の事故解明と、
防災対策、放射線対策、除染、
廃棄物仮置場、廃棄物中間処理施設、再発防止、

補償など
何一つ解決していない現状で、
再稼働を認める訳には行かない。



原子力発電所は
廃炉以外には道がない。

廃炉の管理さえ技術は、
今だ未知である


長崎市議会議員 井原東洋一

by kuroki_kazuya | 2012-02-15 05:11 | 核 原子力