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by 幸田 晋

福井県原子力委員に1490万円  電力側、5人に寄付

福井県原子力委員に1
490万円  

電力側、5人に寄付

朝日デジタル
2012年3月25日03時00分より一部

全国最多の
原発14基を抱える
福井県から

依頼され、
原発の安全性を審議する
福井県原子力安全専門委員会の

委員12人のうち、

4人が
2006~10年度に

関西電力の関連団体から
計790万円、

1人が
電力会社と原発メーカーから
計700万円の寄付を受けていた。

朝日新聞の調べでわかった。


政府は近く、
停止中の原発の中で
手続きがもっとも進む
関電大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の

再稼働について福井県に同意を求め、

県は
県原子力委に助言を求める見通しだが、

5人の委員が
関電など審議対象と利害関係にあることになる。

5人はいずれも寄付の影響を否定している


委員らの所属大学に情報公開請求し、
大学を通じて
研究助成名目で寄せられた
5年分の寄付が開示され、委員にも取材した。


 
関電関連の業界団体
「関西原子力懇談会」
(会長=西原英晃・京都大名誉教授、関原懇、大阪市)から

寄付を受けたのは
4人の大学教授と元教授。

4人とも、関電に近い団体と認識していたという。

大飯原発を建てた三菱重工業と、
福井県内に敦賀原発を持つ日本原子力発電から
受けた教授も1人いた。

3人は全額が委員の就任後だった。


 




・・・・



     ◇

 
寄付を受けた5人の研究者は
いずれも県原子力委への影響を否定している。

 
このうち、
委員就任後に三菱重工業から500万円、
日本原電から200万円の寄付を受けていた
飯井俊行・福井大教授は
「是非は委員会の判断に委ねたい」
と大学を通じて回答した。


 
また、
就任前に関西原子力懇談会から360万円の寄付を受けた
西本和俊・大阪大教授は
「中立的な調査研究に使っている」と取材に回答。


同様に300万円の寄付を受けた
三島嘉一郎・元京都大教授は
「研究者として、それで発言を曲げることはない」と答えた。


■寄付、教授ら37人に 関電関連団体

 
再稼働の判断が注目されている関西電力大飯原発。

その安全性を近く審議するとみられる
福井県原子力安全専門委員会の委員らに、

関電と強い関係をもつ関西原子力懇談会(関原懇)が寄付をしていた。

活動の詳細は非公開だが、

各地の原子力の研究者と金銭面でつながる姿が浮かび上がる。


 



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by kuroki_kazuya | 2012-03-26 04:56 | 核 原子力