スキーにはまっています。


by 幸田 晋

原発再稼働の動きに全力で反撃しよう!

たんぽぽ舎です。【TMM:No1411】
2012年4月5日(木) 地震と原発事故情報より

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┗■1.原発再稼働の動きに全力で反撃しよう!
 │   ごまかしの「政府暫定基準」にNO!
 │   再稼働をゴリ押しする官僚の作文にだまされまい
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野田内閣は

世論の反対をいかにごまかして
突破するかの作戦を立てて

4月3日
の四人会議(首相ほか3大臣)では
「判断を先送りし慎重に議論を続けていく方針」
と報ぜられたが、

なんと、翌日には
「枝野経産大臣を福井県に派遣して、
大飯再稼働を8日に福井県知事に要請する」と来た。

 東京新聞ですら4月4日朝刊で、
「前のめり世論許さず─脱原発強まる包囲網─政府、次は夏に照準」
と報じたが、

原子力推進勢力の再稼働にかける執念は並々ならぬものだ。


 
政府の暫定基準案はひどい。

経産省と原子力安全・保安院(実態は不安院)

の面目躍如の作文だ。

格納容器の圧力を下げるベント
(放射能を大気中へ出すこと、
本来は国民に泣いてお詫びしてやるべきこと)の時に、

放射性物質を取り除くフィルターの設置を除外している。

世界の原発ではほとんど設置されていて常識なのに、

日本ではそれを設置せず再開を急ぐという。

また、免震重要棟は福島事故の時に重要性を発揮した─

これがなかったら、あの事故の対策活動は難しかったのに、

それがない大飯原発にも伊方原発にも求めていない。

これでは事故のとき対応できない。

電源車を配備しても地震で道路がメチャメチャになるから
実際には機能しない可能性が高い。

その他、政府の再稼働暫定基準は何ら「安心」を与えない。



 


枝野経産大臣の発言にだまされまい。

国民をごまかして強行突破するための発言。



時折"よい事"を言うので、
つい本質を見誤ってしまう善意の人が多いが、

放射能が大量に放出され事態が悪化し続けていた事故当時、

彼は何度もこう言った、「直ちに影響はありません」。

公式の場で伝えられるものには、予想とも報告とも違う、

原発推進側に都合のいい「話」が含まれる事を忘れてはいけない。


 
滋賀県知事は「理解不能」と発言している。

福島原発の事故の原因究明ができていないのに、

なぜ対策がとれるのか。

論理的に理解できない、と再稼働へ反対の姿勢を示している。


 

東京で、
大飯原発、
伊方原発で、
反撃が広まっている。


4月3日、4日、5日と


多くの集会や官邸前抗議行動が取り組まれている。

大飯原発の関西や、
伊方原発の四国・中国・九州の反対の運動も広まっている。




これらの声と連携し再稼働をなんとしても阻止しよう! 
ハガキを出そう。メール・FAXを送ろう。

官邸前緊急アクション(4月6日(金)18:00〜)や

4月11日(水)のデモに参加しよう。

by kuroki_kazuya | 2012-04-06 04:55 | 核 原子力