スキーにはまっています。


by 幸田 晋

今、瀬戸内海「二十四の瞳」の小豆島がガレキ受け入れでゆれる。1 なぜ?

今、瀬戸内海「二十四の瞳」の

小豆島が

ガレキ受け入れでゆれる。

1 なぜ?
 

ブログ「瀬戸の風」
2012-05-10 21:54より転載

豆島ガレキ小豆島 

土庄町議会で

ガレキ受け入れが議決されたからだ。

その要約が

とのしょちょう議会だよりにある。

要約を読むかぎり、

根回し済みで、

しゃんしゃん議会だったようだ。


できるだけ多く受け入れたいは

できるだけ多く儲けたいの意味だろうか。

情けない。



環境省の通達から、

読み取れる様に、

万一、処分場から放射性物質が漏れだしても、

それは自治体の自己責任。

最終処分場の管理も、責任もだ。

議員さんはご承知の上の採決なのだろうか。

後々の管理費を考えたら、

目先の1回限りのお手当もらっても、

とても、
そろばんが合うとは思えない。


賛成11 

反対2

提案者
山田議員
 
受け入れられるのであれば、
できるだけ多く受け入れたい。

数量は、分からない。

現有施設では、受け入れ不可能なので、

新設を考えたらと思っている。



反対討論
福本議員

放射線の問題、

風評被害への補償が明確でない段階で、

議会として決議をあげてまで

町に受け入れを求めるべきではない。



濱中議員

わが町は

美しい自然をもとに町づくりを進めている。

多量の廃棄物の受け入れに反対する。

瀬戸内海国立公園を守っていくのは、

そこに住む私たちの責任である。




今回、受け入れの議決に対し、

賛成討論
川口議員 
泊議員


濱中議員は
産廃で苦しんでいる豊島在住だそうだ。 

確かに、さすがの反論。
だが、多勢に無勢。

出来るだけ多くのガレキを受け入れたいと言うが、

 
普通の量を受け入れるのでは、

美味しくないからだろう。

でも、大量となると、

豊島の産廃問題と同じ轍を踏むことに成る。

当時と同じ苦しみを負うだけの覚悟は

出来ているのだろうか。


やめるのは、
早ければ早い程いい。


それだけ、傷が浅くて済むと言うこととだ。

今回のセシュウムガレキは、

溶融処理は出来ない。

セシュウムは溶融しても、
無害にならないからだ。

それどころか、揮発拡散し、

近隣に降り注ぐことに成る。

島田市で

近隣の松葉を分析して、

セシュウムを検出している。

(京都大学の調査)



http://sokuteisitu.plumfield9905.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/04/資料4島田市の試験焼却前後における松葉の放射能調査結果について.pdf

ガレキの焼却は、最悪。

焼却炉は小さな原子炉と言われる様に、

セシュウムを無害にするどころか、濃縮する。

焼却をするのは

今回の細野大臣による指示。

日本が世界初の悪例となる。


それでも、ガレキ受け入れると言うなら、
小豆島をいとおしいと思う人の反撃は必至であろう。

お付き合い程度にガレキを受け入れたいというのなら、
やめたほうがいい。



・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・・・・・

2012.4.6 土庄町臨時議会 土庄町議会だより14頁 要約

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

SHIKOKUNEWS 2012年4月7日 9;50
町にがれき処理、積極的対応要請/土庄町議会
 土庄町議会は6日開いた臨時議会で、東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関して、町としてできることを積極的に行うことを要請する議員発議の決議を賛成多数で可決した。県内の市町議会で、行政に積極的な取り組みを要請したのは初めてとみられる。

 決議文では、国や県などの関係機関と十分に協議し、放射線量の測定など十分な体制を整え、情報公開に努めて説明責任を果たした上で、町としてできることを積極的に取り組むよう求めている。

 討論で、反対議員は「美しい自然をもとに町づくりを進めていかなければならない」、賛成議員は「震災はどこでも起こり得る問題。同胞として受け入れるべきだ」などと主張。採決の結果、議長を除き賛成11、反対2の賛成多数で可決した。

 がれきの広域処理推進に関し、住民不安の解消に努めることや、受け入れ環境の整備に必要なものを含め国が全額負担することなど、国への意見書も全会一致で可決した。

 四国新聞の取材に対し、岡田町長は「議会の決議は重く受け止めるが、早急には判断できない。住民の安心、安全が大前提であり、費用の問題などもある。受け入れの可否が判断できる条件を調査していきたい」と述べるにとどめた。
by kuroki_kazuya | 2012-05-11 05:11 | 核 原子力