スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「隠れキリシタンの里・阿古木」の朝。(7月29日)

「隠れキリシタンの里・阿古木」の朝。
(7月29日)


ブログ「ここでトヨさん出番です!」
2012-08-11 09:01 より転載

五島市奈留島の阿古木に、
庵を建てて、

隠れキリシタンの調査・研究をしている
「柿森和年さん」は、

自ら隠れキリシタンの末裔だと言う。

昭和40年代に、
いわゆる限界集落化して8世帯全てが移住し、

無人となっていた故郷に、
庵を新築して一人暮らしながら、

「長崎の教会群を世界遺産にする会」
の事務局長としての会務を果たし、

自分のルーツ即ち「隠れキリシタン」の
調査・研究に余念がない精力的な毎日を送っておられる。


「アジェンダNOVAながさき」が主催した
「下五島の教会群を巡る旅」で、
研究施設とも言えるこの庵に、

カトリック長崎大司教区の諸宗教対話委員長
(長崎県宗教者懇話会会長)の野下千年神父さんなど5人で、

静かな潮騒と漂う潮の香を感じながら、
酒宴を開きキリシタン弾圧の長い歴史を語り合った。


翌朝は、まだ陽が上る前に、
穏やかな海に入り、顔を洗ってしばし遊泳した。

やがて、宮森キャンプ場に宿泊した20数人を迎えて、

野下千年神父の司祭により「日曜ミサ」が行われた。

旅の参加者の殆どが
カトリック信者ではなかったので、

随所に解説を加えたミサであった。


カトリックの受難と殉教と祈りの
歴史の重さとその強さを感じた1時間余であった。

柿森さんの元には、
秘かに伝えられてきた地域の「隠れキリシタン」の
貴重な史料などが次々に寄せられ、

阿古木の里は、
学術研究の宝庫と資料館の役割に発展している。


野趣に富んだ庭先には、揚羽が舞い、
大きな蜂が何匹も飛び交い蜜を集めていた。

松葉ボタンが勢い良く彩りを添えていた。

長崎市議会議員 井原東洋一

by kuroki_kazuya | 2012-08-12 05:01 | 歴史 | Comments(0)