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by 幸田 晋

<愛知がれき処理中止>候補地に残るしこり、知事に不信感も

<愛知がれき処理中止>

候補地に残るしこり、
知事に不信感も


毎日新聞
8月23日(木)22時41分配信より一部

愛知県の震災がれき受け入れ計画は、
被災地での処理が進んだ結果、
中止されることになった。

受け入れ候補地や議会などの反発で混乱したが、
あっけない幕切れを迎えた格好。

受け入れの是非以前に、
大村秀章知事の手法に対し、
住民や漁業団体は「独断専行で不信が募った」と批判を強めた。


幻に終わった受け入れ計画が今後、
県政運営に影響を与える可能性も出ている。



・・・・






 
住民投票を実施した
碧南市川口町内会長の河江光弘さん(61)は

「県の強権的なやり方が住民を『受け入れ反対』で団結させた。
県に厳しい反省を求めたい」と語気を強める。

風評被害を懸念して
県に抗議書を送った県漁業協同組合連合会の幹部も

「県への不信感はより強まった。
公共工事を海域で実施する場合、
以前より厳しい態度で協議に臨まざるを得ない」と話した。



 一方、候補地の首長は「妥当」と評価。禰宜田正信・碧南市長は「早めに判断してもらってありがたい」、加藤功・知多市長は「適切な判断」、鈴木克幸・田原市長は「住民説明会に向けて、いろんなエネルギーを使わなくてよくなった」と述べた。

【駒木智一、安間教雄、清藤天】

◇処理受け入れ、東海3県で三重だけに

 愛知県の計画中止により、東日本大震災のがれき受け入れ計画があるのは、東海3県では三重県のみとなる。環境省の要請を受け、岩手県久慈市の可燃がれき2000トンの受け入れを検討している。

 三重県は、伊賀市の産廃会社に焼却灰の受け入れを要請。同市などで住民説明会を開いているが、地元住民の反発は強く、受け入れ先は決まっていない。鈴木英敬知事は23日、記者団に「(愛知県の受け入れ中止が決まっても)三重の方針は変わらない。(受け入れに向けて)自治体との調整を全力でやっていく」と述べた。

 一方、岐阜県の古田肇知事は「環境省のがれき処理工程表を見る限り、(岐阜に受け入れの)要請が来ることはないだろう」と述べている。【大野友嘉子、三上剛輝】
by kuroki_kazuya | 2012-08-24 04:27 | 核 原子力