<規制委>活断層定義拡大を検討 全原発、再点検の可能性
2012年 10月 24日
全原発、再点検の可能性
毎日新聞
10月24日(水)2時31分配信より一部
原子力規制委員会は23日、
原発の安全審査で考慮する
活断層の定義の拡大を検討する方針を固めた。
従来は断層の活動時期が
「後期更新世(13万~12万年前)」より最近のものを
「活断層」とみなしてきたが、
より古い時代までさかのぼることを検討する。
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【ことば】原発と活断層
数十万年前以降に繰り返し動いた痕跡があり、今後も動く可能性がある断層を活断層と呼ぶ。原発の立地で考慮すべき活断層は、以前は5万年前以降に動いた可能性のあるものとされてきたが、鳥取県西部地震などを機に06年、13万~12万年前以降に改定された。活断層の上に原子炉など原発の重要施設を設置することはできない。