スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「長崎くんち」・踊り町は、庭先廻りの後始末(お志集め)に大わらわ。

「長崎くんち」・踊り町は、
庭先廻りの後始末(お志集め)に大わらわ。


ブログ「ここでトヨさん出番です!」
2012-10-27 07:58 より転載

378年の歴史を有する「長崎くんち」は
10月9日に無事終了し、

13日には、
神官、責任役員、常任役員以下の
関係者代表による神事と直会が終わり、

3体の神輿守町役員の連合打ち上げも終わった。


あとは各町の反省懇親会を待つばかりである。

ただ、踊り町はいま、
7日からの3日間に全勢力を駆使して巡回した
「庭先廻り」の後始末の真っ最中。

事前予約もなく、
休日閉店中の店舗や事務所では、
誰も観る人が居ないにも関わらず、

「傘鉾呈上」、
「本踊り呈上」、
「川船呈上」、
「獅子踊り呈上」等の

「呈上札」が、
丁寧な挨拶状と共に投げ込まれている。


桶屋町の我が事務所「アイ・コスモス」にも、
7日〜9日のくんち3日間は、完全閉店したが、
ちゃんと5つの踊り町から、
丁寧な留守中ご免の説明文を添えて、
何枚もの「呈上札」が郵便受けに入っていた。

先日から、
各踊り町毎に紋付きの裾をからげ、
色付きのドシャパッチ(ステテコ)姿の「正装?」で、

挨拶係、記帳領収書発行係の2人組が
集金に回って来られた。

ここは長崎人!。

観た、観ていないには関係なく、
任意の志を渡して、

「ご苦労様。有り難うございました」と労をねぎらい、

町独特のデザインを印した手拭いを有り難く戴き、
お礼の言葉を交わし合って帰す。


5ヶ町全ての呈上に対応するのは、大変だが、
「政治家は寄付禁止だからお断り」とは、決して言わない。

もし、その筋からのお咎めがあれば
「お賽銭だ」と逃げるつもりでいる。

くんちは盛大に終わった。

(片渕神輿守相談役・
長崎市議会議員・井原東洋一)

by kuroki_kazuya | 2012-10-29 05:18 | 歴史