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by 幸田 晋

お荷物じゃない!“閉鎖保養所”は宝の山…期待の再生ビジネス

お荷物じゃない!
“閉鎖保養所”は宝の山…
期待の再生ビジネス


産経新聞
1月2日(水)21時33分配信より一部

京都駅→地下鉄烏丸国際会館行き、乗車13分→北大路駅下車 、出口1番より東へ徒歩2分

近畿の「四季倶楽部 京都加茂川荘」
(京都市北区)は
地下鉄の駅から徒歩2分。



瀟洒(しょうしゃ)な和風の建物は7年に完成。

和室や大浴場のほか、
地中に埋めた甕(かめ)に落ちる水滴の音を楽しむ
音響装置「水琴窟」まであり、
麻雀ルームも完備。

【ビジネスの裏側】

 業績悪化に苦しむ関西電力が、
経営効率化のため社員向け保養所の全廃を決めた。
関電に限らず、経営難の企業は赤字の保養所を相次いで閉鎖している。

その一方、保養所を一般観光客が
低料金で利用できる宿泊施設に再生させるビジネスが急成長している。
「お荷物」になった保養所を有効活用したい企業にとって、「救世主」になるか-。

 一方、レジャーの多様化などを受け、保養所を使わない社員は増加の一途だ。実際「保養所があったとは知らなかった」と驚く若手社員もいる。

両保養所の23年度の収支は、
運営費・維持費計7500万円に対し、
利用料収入は計1200万円。

差し引き6300万円の赤字では、
保養所が「お荷物」と呼ばれても仕方がないだろう。



 ■閉鎖保養所は宝の山というビジネス

 一方、閉鎖が決まった豪華な保養所に目を付け、有効活用で「宝の山」に化けさせるというビジネスの動きが活発だ。

三菱地所の社内ベンチャー制度を活用して
平成13年に創業し、

20年に独立した「四季リゾーツ」(横浜市)は、
利用状況が悪い保養所の運営を受託し、
観光客らに開放するビジネス「四季倶楽部」を展開。

1人1泊朝食付きで5250円という一律の低料金で、
箱根、軽井沢など全国に34の施設を展開している。


近畿の「四季倶楽部 京都加茂川荘」(京都市北区)は
地下鉄の駅から徒歩2分。
瀟洒(しょうしゃ)な和風の建物は7年に完成。
和室や大浴場のほか、
地中に埋めた甕(かめ)に落ちる水滴の音を楽しむ
音響装置「水琴窟」まであり、麻雀ルームも完備。

 これらの設備をオーナー企業から引き継ぎ、21年9月に旅館として再スタートさせた。業績は上々で、保養所時代に約4割だった客室稼働率は約7割にアップした。

利用料収入は
四季リゾーツが
丸々受け取り、

オーナー企業は一銭ももらえないが、
四季リゾーツの山中直樹社長は
「当社が運営・維持費を賄うので、
企業側の負担が減る」と解説する。






・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-01-03 04:44 | お得情報