スキーにはまっています。


by 幸田 晋

菅原文太 日本には弱者分断し孤立させるシステム存在と指摘

菅原文太 

日本には
弱者分断し孤立させる

システム存在と指摘


NEWS ポストセブン
1月5日(土)16時7分配信より一部

日本はGDP(国内総生産)で
中国に抜かれて世界第3位となり、
領土問題でもその中国や韓国に攻め立てられる。

厳しい状況が続く日本の現状について、

昨年11月に「いのちの党」を立ち上げた
菅原文太氏(79)は、

「言わずに死ねるか!」と
日本が今後どうすべきかを指摘する。



 * * *
 どんな叡智も一人一人では非力で、例えば地方で人知れず頑張っている町村長の努力を我々が普段知ることはない。今回は自治体の首長にも町村長に限って声をかけていて、先日辞任した双葉町の井戸川町長なんて、「私は本来この場にいてはいけない人間です」と心が痛むくらい思いつめていた。

 彼を叩く連中は避難区域の首長がどんな思いで悪戦苦闘してきたか、何も知らずに叩いているんだろうな。

 




・・・・(中略)






俺ももう79だが、

大の大人が
ただうまいもの食って酒呑んで死ぬんじゃ、
孫らの世代に対して情けないだろう。

宮脇先生なんて
85の今でも苗を植えて回っているし、
今できることはまだまだあるんだ。



今は自然にしろ
政治家の自覚にしろ、
美しいものほど失われ、

自分のことしか考えない人間の欲が
この島国にしがみついているように映る。

でも自分だけじゃない、

いのち全体のことを
本来考えてきたのが日本人なんだ。

そういう日本人に
生まれ直すのは

今からでも不可能ではないはずだと、

俺たちは思っているんだよ。



【プロフィール】
●すがわら・ぶんた/1933年、宮城県出身。農業生産法人代表。1958年『白線秘密地帯』で映画デビュー。『仁義なき戦い』『トラック野郎』シリーズで人気を博す。『本の窓』(小学館刊)にて対談「外野の直言、在野の直感」を連載中。ニッポン放送「日本人の底力」を放送中。

※週刊ポスト2013年1月18日号
by kuroki_kazuya | 2013-01-06 04:37 | 学ぶ