スキーにはまっています。


by 幸田 晋

牧水賞 授賞式 大口 玲子さん 13年2月5日 008

牧水賞 授賞式 

大口 玲子さん


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今日で、牧水賞授賞関係の掲載を一応終了します。
そこで、宿題を

俵 万智 氏より「受賞に寄せて」

オメデトウ

 早稲田の後輩、「心の花」の後輩、ともに仙台で子育てを経て、
西へ移住した。
公私にわたって妹分といえる大口さんだが、
同時代を生きる歌人としては、この人にはかなわないという思いを、
ずっと抱いている。

 容易に現実を肯定しない、誠実な用心深さが彼女にはあって、
それは自身の母性に向けてさえ発揮される。
根拠のない自信に満ちている私などは、
彼女の作品に触れて、
時おりぐらぐらする(それぐらいがちょうどいい)。
さらに大口さんには、社会への骨太な批評精神があって、
それがスローガンでなく
深い詩の言葉で表現されているところが素晴らしい。

 「トリサンナイタ」には、
大口さんの歌集では初めてのことだが「あとがき」がある。
作品以外の作者の肉声など蛇足だと言わんばかりのこれまでの姿勢も潔かった。
が、「今はすべてのことに感謝しています」という肉声を刻むことが、
今回は必要だったのだろう。
そのことを思うと胸が熱くなる。

 昨年の夏の宮崎で、大口さんと息子さん、私と息子という母子二組で、
久しぶりにゆったりした数日を過ごした。
気のおけない仲間であるとともに敬愛する歌人として、
このたびの受賞を心からお祝いしたい。

by kuroki_kazuya | 2013-02-13 05:08 | 写真 | Comments(0)