<北朝鮮>寧辺の黒鉛減速炉再稼働を表明
2013年 04月 03日
寧辺の
黒鉛減速炉再稼働を
表明
毎日新聞
4月2日(火)21時48分配信より一部
【ソウル澤田克己】
朝鮮中央通信によると、
北朝鮮の原子力総局報道官は
2日、
稼働を停止していた寧辺(ニョンビョン)の
黒鉛減速炉(5000キロワット)
などを再稼働させる方針を明らかにした。
黒鉛減速炉で使用した燃料棒を再処理すれば、核兵器に使うプルトニウムの増産が可能。1日の北朝鮮最高人民会議で採択した「核兵器を質量共に強化する」などの方針を行動に移し、朝鮮半島情勢をさらに緊迫化させる狙いとみられる。
・・・・(中略)
70年代末に着工の
黒鉛減速炉は
老朽化しているうえ、
稼働停止も行われ
「北朝鮮はプルトニウム生産を事実上終了させた」
と見る韓国の専門家もいた。
北朝鮮は
現在、核兵器6個分程度にあたる
プルトニウム30~50キロを保有。
このほか、年間に核兵器2個分の高濃縮ウランの生産が可能だと見られている。