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by 幸田 晋

「君が代」不起立の懲罰研修――教員に思想転向迫る?

「君が代」
不起立の懲罰研修
――教員に
思想転向迫る?


週刊金曜日
9月5日(木)16時51分配信より一部

今春の「君が代」不起立を理由に、
東京都教育委員会が
懲戒処分にした都立学校教員
(卒業式五人、入学式三人の計八人)の

うち定年退職者を除く
全員に「服務事故再発防止研修」
(いわゆる懲罰研修)が強制されたが、

東京・本郷の都教職員研修センター
(高野敬三所長)で実施された
個別研修で、

同センター幹部が
教員に思想転向を迫るような
問題発言をした。


「一回目戒告、二・三回目減給、四回目以降停職」と
他道府県に例のない
累積加重処分を続けていた

都教委は、
「減給以上は原則違法」という昨年一月の最高裁判決以降、
複数回の不起立者にも戒告しか出せなくなった

(ただし特別支援学校の田中聡史教諭には、
停職に次いで重い減給処分を強行し問題となっている)。

その代替として
都教委は昨年四月以降、
被処分者全員を集める一回目の研修の後、

指導主事らが来校する
「所属校研修」を課し、
さらに「締め括り研修」も課すなど内容を強化している。

 
今回の発言をしたのは
同研修センターの伊東哲研修部長。

高校教諭のAさんによると、

八月一六日の締め括り研修で、
受講報告書に
「精神的に苦痛だった」と記述したところ、

これを見た伊東部長は
「こういう研修は当たり前のことをやっているのだから、
あなたの考えを変えてもらわなければならない」などと発言したという。

 
内心の自由をめぐっては
二〇〇四年七月二三日に
東京地裁・須藤典明裁判長が

「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、
非を認めさせようとするなど、

内心の自由に踏み込むような研修は
違憲違法の問題を生じさせる可能性がある」との
「裁判長決定」を出している。






・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-09-06 06:58 | 教育