<元裁判員ストレス障害>「心身に大きな傷」国賠訴訟で陳述
2013年 09月 25日
<元裁判員ストレス障害>
「心身に大きな傷」
国賠訴訟で陳述
毎日新聞
9月24日(火)20時59分配信より一部
福島地裁郡山支部で強盗殺人事件の裁判員を務めた後、
「急性ストレス障害(ASD)」と診断された
元介護士の青木日富美(ひふみ)さん(63)=福島県郡山市=が
慰謝料など200万円を求めた
国家賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が24日、福島地裁であった。
青木さんは「裁判員になって心身に大きな傷を負いました」と陳述。
閉廷後、
提訴して初の記者会見に臨み、
「この苦しみは、やった人でないと分かりません」
と訴えた。
青木さんは「私は悪いことをしているわけではない」と、
公の場での陳述や実名を公表しての記者会見に踏み切った。
・・・・(中略)
記者会見で、青木さんは
「何の関わりもない(人が)刑を量るのは本当につらい。
こんな思いをするのは私で最後にしてほしい」
と話した。
代理人の織田信夫弁護士は
「最高裁が推し進める裁判員制度が
おかしいと訴えなければならない極めて特異な裁判。
正直、(裁判所を)どこまで信用できるか」
と審理の行方を案じた。
訴状で青木さんは、
ASDは今年3月の裁判員裁判の
証拠調べで見た遺体の写真などが原因と主張。
裁判員法が、
苦役からの自由を保障した憲法18条や、
個人の尊厳を認める同13条などに
反すると訴えている。
「心身に大きな傷」
国賠訴訟で陳述
毎日新聞
9月24日(火)20時59分配信より一部
福島地裁郡山支部で強盗殺人事件の裁判員を務めた後、
「急性ストレス障害(ASD)」と診断された
元介護士の青木日富美(ひふみ)さん(63)=福島県郡山市=が
慰謝料など200万円を求めた
国家賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が24日、福島地裁であった。
青木さんは「裁判員になって心身に大きな傷を負いました」と陳述。
閉廷後、
提訴して初の記者会見に臨み、
「この苦しみは、やった人でないと分かりません」
と訴えた。
青木さんは「私は悪いことをしているわけではない」と、
公の場での陳述や実名を公表しての記者会見に踏み切った。
・・・・(中略)
記者会見で、青木さんは
「何の関わりもない(人が)刑を量るのは本当につらい。
こんな思いをするのは私で最後にしてほしい」
と話した。
代理人の織田信夫弁護士は
「最高裁が推し進める裁判員制度が
おかしいと訴えなければならない極めて特異な裁判。
正直、(裁判所を)どこまで信用できるか」
と審理の行方を案じた。
訴状で青木さんは、
ASDは今年3月の裁判員裁判の
証拠調べで見た遺体の写真などが原因と主張。
裁判員法が、
苦役からの自由を保障した憲法18条や、
個人の尊厳を認める同13条などに
反すると訴えている。
by kuroki_kazuya
| 2013-09-25 05:46
| 財政