<証拠改ざん隠蔽>検察改革道半ば 捜査問題あり84件
2013年 09月 26日
検察改革道半ば
捜査問題あり84件
毎日新聞
9月26日(木)2時31分配信より一部
証拠改ざん隠蔽事件は
検察の信用を失墜させた。
検察は組織を再生しようと、
取り調べの録音・録画(可視化)などを進めるが、
不祥事は根絶されておらず、改革は道半ばだ。
東京、大阪、名古屋各地検の特捜部では2011年4月から、
取り調べの録音・録画が原則義務付けられた。
「供述調書至上主義」と批判された特捜部の捜査手法は、
客観証拠の積み重ねを重視する方向に変化している。
最高検によると、11年4月~13年2月、3特捜部と全国10地検の特別刑事部の計207事件のうち、容疑者の取り調べで録音・録画がされたのは195件と94.2%を占めた。101件では全過程が録音・録画された。
一方、最高検が不祥事の監督部署として11年7月に設けた監察指導部には、今年1月末までに取り調べに関する不満など、容疑者、弁護人らから1891件の通報があった。事務官による暴言など84件が「問題あり」と認定された。
・・・・(後略)