スキーにはまっています。


by 幸田 晋

<送電線設備工事>東電OB7人、談合関与…公取委調査

<送電線設備工事>
東電OB7人、
談合関与
…公取委調査


毎日新聞 12月21日(土)7時7分配信より一部

東京電力発注の
送電線設備工事の
談合疑惑で、

談合に関与したとされる
電気工事会社31社に
東電OB190人が再就職し、

うち7人が
談合の話し合いに参加
していたことが
公正取引委員会の
調査で分かった。

現役の東電社員2人が
談合を容認していた
ことも判明し、


公取委は
「東電側が談合を誘発、助長した」
として20日、
東電に改善を要請した。


◇現役社員が容認

 
併せて公取委は、
42社が
昨年1月以降に
440件の工事(総額約186億円)で
談合を繰り返したと認定し、

独占禁止法違反(不当な取引制限)で、
総額約7億4600万円の
課徴金納付命令と再発防止を求める
排除措置命令を出した。


東電グループの関電工(東京都港区)とTLC(荒川区)に対しては、
「談合を主導した」として課徴金を1.5~2倍に増額した。

 
公取委は昨年11月と今年3月、
各社の立ち入り検査に着手。

東電OBが関与している
可能性があるとみて
再就職状況も調査していた。

その結果、
42社のうち31社(74%)に
OBが在籍していたことが判明。

多かったのは関電工118人、
TLC18人などで、
支店長や課長クラスが、
各社の社長や顧問、営業部長などに
再就職していた。

そのうち7人が
落札業者を決める
話し合いに参加していた
ことも確認された。


一方、東電の現役社員2人が
業者に
「この工事は調整済みです」などの
電子メールを送り、
談合を容認していたことも判明。


東電によると、
2人は
本店と支店の40代の社員で、
発注担当者だった。


談合への直接関与は認められなかったという。

 
東電は「競争発注を正常に機能させる仕組みや意識の徹底が十分でなく、反省している」とコメントした。

 
◇「うまくやって」…東電側から業者にメール

 
「もっとうまくやってください」。
談合の発覚を心配した東電の発注担当者は、
業者にこんな電子メールを送っていた。


入札で各社が提示した金額が100万円刻みできれいに並び、不正が疑われる状況だったため、
注意を促したとみられる。
末尾には「読後、速やかに廃棄してください」と記してあった。
その後、別の入札で業者が金額をバラバラにすると「競争しているように見えますね」と送信。

東電の社員が談合を助長している姿が浮かび上がる。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-12-22 06:17 | 東電 出鱈目 資本