スキーにはまっています。


by 幸田 晋

首相!扉は開けていても、あなたの扉の前には、広く深い溝がある。

みなさま、時間のアル時に
是非、「ブログ「ここでトヨさん出番です!」」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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首相!
扉は開けていても、
あなたの扉の前には、
広く深い溝がある。


ブログ「ここでトヨさん出番です!」 
2014-08-10 12:45より転載


長崎原爆の日が通り過ぎたーー。だが被爆者に未来への希望は遠い。

平和への環境は日々に悪化し続け、
8日も9日の当日も、今日10日も、苦しみは癒えない。

「式典」は、台風11号に翻弄されたが、
天は最後は長崎市民に味方し適度な自然環境のもとに開会された。

昨年と今年は、安倍政権の相次ぐ戦争指向ヘの暴走に、
危機感を強めている被爆者が如何にして歯止めを掛けられるか、
蟷螂(カマキリ)の斧であっても挑みかかって行く以外になかった。

2013年12月6日深夜
「特定秘密保護法」が可決された。

2014年7月1日には、
憲法9条を蹂躙して
「集団的自衛権行使容認」の閣議決定がなされた。


「長崎県内被爆者5団体」は、
その前から
政府に対して抗議の声明を発してきた。


憲法9条をまもりぬく様、5月と6月27日にも申し入れた。

7月1日の閣議決定に空しさを感じながらも、
広島・長崎の平和宣言には、明確な平和への責任ある意見が盛り込まれるものだと期待した。

広島市長は避けたが、被爆者団体が正論で気を吐いた。

長崎市長も躊躇し、しゅん巡したが、
市民の意を体した起草委員たちは、曖昧さを許さなかった。
漸く「集団的自衛権」 の文字は入ったが、
市長は、被爆者の苦しみから絞り出された平和感の心底に寄り添えず、
他人事の表現に止まった。

「平和への誓い」を読み上げた
城台美弥子さんの切々さが、
被爆者の想いを代弁して救われたが、
首相はコックリしながら真剣さを欠いていた。


首相の挨拶は、
自ら惹き起こしている近隣諸国との緊張や国民の不安を無視し、
反動的政治を正当化し、
その上、内容の大部分が昨年のコピーで誠実さが欠落していた。

ペラペラと多弁を弄び、現実と遊離した言葉遊びに我々は騙されない。

田村厚労大臣に至っては、
1980年の「基本懇答申」を被爆者対策の原典ででもあるかのように、
無策ぶりを晒して、被爆者から遠い存在だけを明確にした。

5団体は、
意思統一して
「憲法9条にかえれ。集団的自衛権には絶対に反対だ。
撤回されたい」と厳しく迫ったが、
首相は無表情に自説を繰り返した。


首相が別れ際に儀礼的な握手を交わしに来た。
私は耳元に告げた
「首相、対話の扉は常にオープンだと言われても、
扉の前に寄り付けない広く深い溝がある事を忘れないでほしい。
国民も近隣諸国も近付けないではありませんか」


首相は、ハイハイと受け流した。


首相と5団体と の対話には、
厚労大臣の他に外務副大臣など3人が陪席したが、前進面は無かった。

(長崎県被爆者手帳友の会会長
・井原東洋一・長崎市議会議員)

by kuroki_kazuya | 2014-08-11 06:53 | 反動 | Comments(0)