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by 幸田 晋

住宅除染:仮置き場も人手もない…手つかずの2町

住宅除染:

仮置き場も人手もない…
手つかずの2町


毎日新聞 2014年09月22日 08時31分より一部

宮城県沿岸部の山元(やまもと)町(人口約1万3000人)と、
隣接する福島県新地(しんち)町(人口約8000人)は今も、
住宅の除染が手つかずだ。

両町とも除染土の仮置き場の確保が進まなかったり、
除染担当職員が不足したりしていた。

山元町では
自分の家が除染対象になっていることさえ知らない住民が少なくない。

東京電力福島第1原発事故から3年半。
現場を歩くと、自治体任せで進められてきた除染の問題点が浮かび上がる。


・・・(中略)


福島県新地町でも線量が局所的に目安を上回り、
住宅600戸が除染対象になった。

しかし除染土などの仮置き場確保に手間取り、
進捗(しんちょく)率は山元町と同じくゼロ。

除染担当の職員は1人しかいない
町が今年6月、駒ケ嶺地区の1集落(96戸)を対象に、
9月から戸別に線量を測定した上で
除染を進める方針を説明すると
「今さらなんだ」と罵声も飛んだ


同町では津波で約100人が犠牲になった。

同地区で1〜8歳の孫3人と暮らす男性(65)は
「津波で家を流されたり、家族を失ったりした人たちのことを考えると、
『まず除染を』とは言いにくい」と話した。
by kuroki_kazuya | 2014-09-23 06:15 | 核 原子力