スキーにはまっています。


by 幸田 晋

安倍晋三の私怨が朝日新聞を追い詰めた?  (フリーライター 中田潤)

安倍晋三の私怨が
朝日新聞を追い詰めた?

(フリーライター 中田潤)


たんぽぽ舎です。【TMM:No2303】
2014年10月10日(金)午後 08:43
地震と原発事故情報より一部



┏┓
┗■2.安倍晋三の私怨が朝日新聞を追い詰めた?
 │「吉田調書」記事取り消し騒動の深層
 │ 現首相の「でっち上げ」発言こそがデマであると気づいたのは?
 │  それは、朝日新聞の木村英昭記者だった
 └────(フリーライター 中田潤)

朝日新聞「吉田調書」スクープはなぜ「記事取り消し」に追い込まれたのか?
ことの発端はブログの書き込みだった。

<『菅総理の海水注入指示はでっち上げ』最終変更日時 2011年5月20日
 福島第一原発問題で菅首相の唯一の英断と言われている「3月12日の海水注
 入の指示」が、実は全くのでっち上げである事が明らかになりました。> 
(安倍晋三 公式サイト)

事実はまったく逆。
現首相の「でっち上げ」発言こそがまったくのデマであることに気づいたのは誰か?

<実際は、東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えており、実行した。

しかし、やっと始まった海水注入をとめたのは、何と菅総理その人だったのです。

この事実を糊塗する為最初の注入を『試験注入』として、止めてしまった事をごまかし、

そしてなんと海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばらまいたのです。>

取材で現首相の「真っ赤なウソ」を暴き、
安倍本人にも取材をかけたのが
 
朝日新聞の木村英昭記者だった。


<この一連の経緯を尋ねようと安倍に取材を申し込んだが、返事は無い。>
(木村英昭『官邸の100時間』岩波書店)

「安倍晋三はウソつきで事実を突きつけられると逃げ回る卑怯者だ」。
はっきりそう書かれた本が書店の本棚に置かれたまま、
安倍晋三は再び、この国の首相となった。一番でっかい椅子に座った。

連載「プロメテウスの罠」書籍『東電テレビ会議49時間の記録』などで
東京電力と吉田昌郎所長の犯罪を追及してきた木村記者が、
ついに「吉田調書」をすっぱ抜いた。


「吉田昌郎所長は日本を救った英雄」とすることで東電を免罪しようとする
プロパガンダが延々と繰り返されてきたが……。

安倍晋三の私怨。
これが「吉田調書」騒動のひとつの解答である。
by kuroki_kazuya | 2014-10-11 06:53 | 反動