放射性廃棄物 3市で一時保管決定 県が正式要請
2014年 10月 16日
放射性廃棄物
3市で
一時保管決定
県が正式要請
東京新聞【千葉】 2014年10月15日より一部
東京電力福島第一原発事故による
高濃度の放射性物質を含む
焼却灰(指定廃棄物)を保管する
国の最終処分場の選定が遅れている問題で、
県は十四日、柏、松戸、流山の三市に、
県の手賀沼終末処理場(我孫子市、印西市)で
一時保管している焼却灰を
来年三月末までに運び出し、
各市で一時保管することを正式に要請した。
三市とも了承したが、
一時保管の長期化に対する懸念は根強く、
県は国に早期選定を働き掛ける考えを示した。
◆国の最終処分場、選定遅れ
県は今月三日、
環境省に早期の候補地選定や整備工程の明示を要望した。
国は候補地選定の時期を明確に示さず、
選定した候補地の詳細調査には半年前後必要と説明。
これを受け、県は
同処理場で保管期限としている来年三月末までに
最終処分場を確保することは、事実上困難と判断した。
松戸市で十四日に開かれた
県と関係五市の担当部長会議で、
中島輝夫・県環境生活部長は
「不測の事態で、大変残念な結果」と各市に理解を求めた。
持ち帰りについて
柏市の担当者は
「国から最終処分場のスケジュールなどが出てこないと、
住民の理解を得るのは難しい」と懸念を表明した。
終末処理場にある三市の焼却灰は、
柏分二百九十六トン、
流山分百七十八トン、
松戸分五十二トン。
柏市は北部と南部の両クリーンセンター(CC)で保管する方針を決め、
秋山浩保市長が十三日、市民に説明。
松戸市と流山市もそれぞれのCCで保管する方針をすでに決めている。
引き取り時期は今後、県と各市が協議する。
・・・(後略)
3市で
一時保管決定
県が正式要請
東京新聞【千葉】 2014年10月15日より一部
東京電力福島第一原発事故による
高濃度の放射性物質を含む
焼却灰(指定廃棄物)を保管する
国の最終処分場の選定が遅れている問題で、
県は十四日、柏、松戸、流山の三市に、
県の手賀沼終末処理場(我孫子市、印西市)で
一時保管している焼却灰を
来年三月末までに運び出し、
各市で一時保管することを正式に要請した。
三市とも了承したが、
一時保管の長期化に対する懸念は根強く、
県は国に早期選定を働き掛ける考えを示した。
◆国の最終処分場、選定遅れ
県は今月三日、
環境省に早期の候補地選定や整備工程の明示を要望した。
国は候補地選定の時期を明確に示さず、
選定した候補地の詳細調査には半年前後必要と説明。
これを受け、県は
同処理場で保管期限としている来年三月末までに
最終処分場を確保することは、事実上困難と判断した。
松戸市で十四日に開かれた
県と関係五市の担当部長会議で、
中島輝夫・県環境生活部長は
「不測の事態で、大変残念な結果」と各市に理解を求めた。
持ち帰りについて
柏市の担当者は
「国から最終処分場のスケジュールなどが出てこないと、
住民の理解を得るのは難しい」と懸念を表明した。
終末処理場にある三市の焼却灰は、
柏分二百九十六トン、
流山分百七十八トン、
松戸分五十二トン。
柏市は北部と南部の両クリーンセンター(CC)で保管する方針を決め、
秋山浩保市長が十三日、市民に説明。
松戸市と流山市もそれぞれのCCで保管する方針をすでに決めている。
引き取り時期は今後、県と各市が協議する。
・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2014-10-16 06:43
| 核 原子力