福島第1で大量貯蔵のトリチウム 泊原発は海に放出 過去25年で計570兆ベクレル
2014年 10月 20日
大量貯蔵のトリチウム
泊原発は
海に放出
過去25年で
計570兆ベクレル
北海道新聞 10/19 09:31、10/19 09:47より一部
東京電力福島第1原発の汚染水に含まれる放射性物質のうち、
処理装置で除去できない放射性物質トリチウム(三重水素)について、
同原発では地元の反発を受け膨大な量が現地に貯蔵されているが、
北海道電力泊原発(後志管内泊村)など
全国の他の原発では、
発生した同物質は海に放出されてきた。
他の放射性物質に比べ人体に影響が小さいとして
国は一定量の海洋放出を認めているものの、
放出量は泊原発で過去25年間で計570兆ベクレル。
福島で放出が控えられる中、
専門家の中には
これまでの大量放出を問題視する声もある。
トリチウムは国内すべての原発で運転中に発生する。
北電によると、泊原発では1号機が運転を始めた1989年度以降、
毎年トリチウムを日本海に放出している。
3号機が運転開始した2009年度は30兆ベクレル、
11年度は最多の38兆ベクレルを出した。
運転停止に伴い12年度は
8兆7千億ベクレル、
13年度は
5700億ベクレルに減少している。
・・・(後略)