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by 幸田 晋

【閣議の議事録】形骸化が裏付けられた

【閣議の議事録】
形骸化が裏付けられた


高知新聞 社説 2014年11月25日08時00分より一部

内閣の最高意思を決める場である閣議の形骸化が裏付けられたといってよいだろう。

4月に議事録の作成と公表が始まった閣議・閣僚懇談会について、
東京のNPO法人が分析したところ、
1回当たりの開催時間は約14分で、
実質的な議論もないことが分かった


閣議は通常、火曜と金曜の週2回開かれ、
重要法案や条約への対応などを決める。
閣議後に開かれる閣僚懇談会は
各大臣が意見交換する場との位置付けだ。

議事録は1885年の内閣制度発足以来、
作成されてこなかった。
情報公開が求められる時代に、
後世に残す記録さえないのは極めて問題だ。


政府は4月から閣議と閣僚懇の議事録を作成し、
首相官邸のホームページで公表を始めた。
一歩前進といえるものの、
NPO法人の分析からは
閣議などのありようが問題点として浮かび上がる。

4~9月に開かれた50回の閣議で、
約千件の案件を処理したが、
要した時間は5~24分にとどまり、
その多くは案件の説明に費やされている


閣僚懇も「発言なし」で終わったケースが少なくない。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-11-26 06:43 | オンブズマン