スキーにはまっています。


by 幸田 晋

こんな予算で本当にいいのか

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こんな予算で本当にいいのか

ブログ「天木 直人のブログ」 
2015年01月12日より転載


 来年度の予算案が14日に閣議決定されるという。

 何度も書いてきたとおり、今度の予算案の決定ほど国民の目から遠ざけられたものはなかった。

 気がついたらいつのまにかその内容が決められていて、気がついたら閣議決定されるというわけだ。

 メディアはその全貌を報じることなく、断片的に次のように報じるだけだ。

 こんなことはこれまでにはなかった。

 安倍首相による予算の私物化だ。

 安倍政権に対するメディアのかつてないほどの服従だ。

 畜産・酪農強化に2000億円超を計上するという。

 TPPで譲歩することを見込んで、これで黙れという見返り金だ。

 中学生以下の子供一人につき3000円の給付金を配るという。

 ベビーシッター利用を補助するための事業に8000万の補助費を計
上するという。

 根本的な政策を講じることなく、スズメの涙ほどの、その場しのぎの
バラマキで国民は丸め込まれる。

 オスプレイを佐賀空港など拠点に配備するための予算を100億円計上するという。

 国民生活に何の緊急性もない武器導入費が、米国や防衛省のために何の議論もなく認められる。

 外務省はインド洋のモルディブなど6か国などに在外公館を新設する予算を計上している。

 毎年繰り返される外交機能強化費だ。

 これは私もかつて担当したのだが、外務省職員のポスト増額だ。

 仕事が全くないような国に、ポストだけはあたかも当然のように毎年増やしていく。

 これほどの無駄はない。

官民ファンドの乱立だ。
税金を使った官僚利権の野放しだ。


 このように新聞で報じられるのは、ほんの一部でしかない。

 考えられないような無駄遣いが、今度の予算案でも各省庁の利権がらみで計上されているに違いない。

 国民生活がこれほど圧迫されているというのに、お構いなしだ。

政治がまったく機能していない中で、
メディアがそれを検証し、
追及しないかぎり国民はなす術がない


 こんな予算で本当にいいのか(了)
by kuroki_kazuya | 2015-01-13 06:15 | 政治・議会