<福島第1>賠償面で川内村3分割
2015年 04月 06日
<福島第1>
賠償面で川内村3分割
河北新報 2015年04月05日日曜日より一部
ことし2月末、
福島県川内村の住民258人が
東電に月額20万円への
慰謝料の増額などを求め
ADRを申し立てた。
申立人の一人、郡山市の仮設住宅に妻と避難する農業久保田茂さん(74)の自宅は
緊急時避難準備区域(原発20~30キロ圏)だった。
2011年9月末、指定が解除され、
東電は1人月10万円の慰謝料の支払いを1年後に打ち切った。
それまで得た賠償は夫婦の慰謝料と、
事故前に働いていた建設会社の就労不能損害の計約460万円。
現在の収入源は年金のみだ。
村東部には
昨年10月に避難指示が解除された地区と
避難指示解除準備区域があり、
賠償の終期がそれぞれ異なる。
村は賠償面で3分割され、
久保田さんは「行政の線引きが一緒に避難した住民を分断した」と憤る。
昨年栽培を再開したソバの放射性物質濃度は基準値以下だったが、不安は残る。
事故前に山菜やキノコを採っていた山林は除染の対象外。
「堆肥も山の落ち葉で作っていた。村に戻っても家にこもるだけになってしまう」とつぶやく。
・・・(後略)
賠償面で川内村3分割
河北新報 2015年04月05日日曜日より一部
ことし2月末、
福島県川内村の住民258人が
東電に月額20万円への
慰謝料の増額などを求め
ADRを申し立てた。
申立人の一人、郡山市の仮設住宅に妻と避難する農業久保田茂さん(74)の自宅は
緊急時避難準備区域(原発20~30キロ圏)だった。
2011年9月末、指定が解除され、
東電は1人月10万円の慰謝料の支払いを1年後に打ち切った。
それまで得た賠償は夫婦の慰謝料と、
事故前に働いていた建設会社の就労不能損害の計約460万円。
現在の収入源は年金のみだ。
村東部には
昨年10月に避難指示が解除された地区と
避難指示解除準備区域があり、
賠償の終期がそれぞれ異なる。
村は賠償面で3分割され、
久保田さんは「行政の線引きが一緒に避難した住民を分断した」と憤る。
昨年栽培を再開したソバの放射性物質濃度は基準値以下だったが、不安は残る。
事故前に山菜やキノコを採っていた山林は除染の対象外。
「堆肥も山の落ち葉で作っていた。村に戻っても家にこもるだけになってしまう」とつぶやく。
・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2015-04-06 06:48
| 東電 出鱈目 資本