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by 幸田 晋

冗談では済まされない安保法制をめぐるこの国の国会論争の空疎さ

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冗談では済まされない
安保法制をめぐる
この国の国会論争の空疎さ


ブログ「天木 直人のブログ」  
2015年04月20日より転載
 


 きょう4月20日の日経新聞が一段の小さな記事で報じていた。

 民主党は4月中に政府・与党が検討を進める新たな安全保障法制への見解をまとめると。

 安保調査会(会長・北沢俊美元防衛相)の会合を連日開き、集団的自衛権に関する議論を詰めると。

 なんということか。

 まだそんなことをやっているのか。

 いままでまといまらなかったものをどうして10日足らずでまとめられるのか。

 誰がまとめるのか。辻元か、福山か、それとも長島か。

 野党第一党がこの体たらくだ。

 もっとも、安倍自民党政権もそれに劣らずひどい。

 いまだに野党に提示できる政府案が出来ていない。

 高村と北側がおしゃべりを繰り返している。

 平和の党である公明党が歯止めになるか、ならないか、などといういつもの芝居をしている。

 その一方で安倍首相は、日米防衛協力の新ガイドラインを日米の外務・防衛官僚や軍人、制服組に丸投げして、4月末にはその結果をオバマでの米国に飲まされ、それで決まりだ。

 国の存立にかかわる安全保障政策の議論がこの国の政治家たちによてまともになされないうちに、米国の意向で決められ、後追いで法案がつくられるのだ。

 こんな不毛な国会論戦はない。

 もはや冗談では済まされない国民不在の政治だ。

 それにもかかわらずメディアは国民に問題の本質を教えないままだ。

 この国の政治家も官僚もメディアも、すべからく役立たずであり、不要だ。

 それでいて権力を独り占めし、血税を好き放題に使っている。

 国民はいいかげんに、本気で怒らなくてはいけない。

 自分たちの政治家や政党をつくる事を本気で考えなければならない時が来ている(了)
by kuroki_kazuya | 2015-04-21 06:25 | 政治・議会