福島第一 暑さとの闘い 地下水対策の舗装 照り返し厳しく
2015年 05月 13日
福島第一
暑さとの闘い
地下水対策の舗装
照り返し厳しく
東京新聞 2015年5月12日 朝刊より一部
東京電力福島第一原発で働く作業員から、ここ半年で現場の風景が大きく変わったと聞き、本紙ヘリ「あさづる」で上空を飛んだ。タンク増設で緑はほぼなくなり、雨水が染みこんで地下水を増やさないよう、砂利や土だった地面はコンクリートやアスファルトで覆われ、灰色の世界が広がっていた。
福島第一が直面する当面の難問は、やはり汚染水問題。原子炉建屋地下には、原子炉を冷やした後の高濃度汚染水がたまり、建屋に一日三百トンもの地下水が流れ込んで汚染水の量を増やしている。地面を覆うのは、降った雨をできるだけ早く海に流し、地下水量を少なくするためという。
福島第一周辺は、大型連休前ぐらいから急に暑くなった。ベテラン作業員からは「敷地内はタンクだらけで、日差しの照り返しがきつい。アスファルトで舗装されてから、暑さが増した。この夏はかなり厳しいと思う」と聞いていた。
今年は
四月中にすでに熱中症患者が出て、
防護服の下に着る氷入りの
クールベストが
一カ月前倒しで
使えるようになったという。
毎年夏は、全面マスクや防護服を着用する作業員にとって熱中症との闘いになる。
・・・(後略)
暑さとの闘い
地下水対策の舗装
照り返し厳しく
東京新聞 2015年5月12日 朝刊より一部
東京電力福島第一原発で働く作業員から、ここ半年で現場の風景が大きく変わったと聞き、本紙ヘリ「あさづる」で上空を飛んだ。タンク増設で緑はほぼなくなり、雨水が染みこんで地下水を増やさないよう、砂利や土だった地面はコンクリートやアスファルトで覆われ、灰色の世界が広がっていた。
福島第一が直面する当面の難問は、やはり汚染水問題。原子炉建屋地下には、原子炉を冷やした後の高濃度汚染水がたまり、建屋に一日三百トンもの地下水が流れ込んで汚染水の量を増やしている。地面を覆うのは、降った雨をできるだけ早く海に流し、地下水量を少なくするためという。
福島第一周辺は、大型連休前ぐらいから急に暑くなった。ベテラン作業員からは「敷地内はタンクだらけで、日差しの照り返しがきつい。アスファルトで舗装されてから、暑さが増した。この夏はかなり厳しいと思う」と聞いていた。
今年は
四月中にすでに熱中症患者が出て、
防護服の下に着る氷入りの
クールベストが
一カ月前倒しで
使えるようになったという。
毎年夏は、全面マスクや防護服を着用する作業員にとって熱中症との闘いになる。
・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2015-05-13 06:53
| 東電 出鱈目 資本