スキーにはまっています。


by 幸田 晋

九州電力川内原発工事計画認可申請と再稼働  山崎久隆(たんぽぽ舎)

九州電力川内原発
工事計画認可申請と再稼働


山崎久隆(たんぽぽ舎)



たんぽぽ舎です。【TMM:No2491】
2015年5月25日(月)午後 09:25
地震と原発事故情報より一部



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┗■1.九州電力川内原発工事計画認可申請と再稼働
 |  九州電力から200名もの技術者が東京に出張
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

◯ 現在、川内原発1、2号機は工事計画認可申請が終わり使用前検査が行われている。
 1号機については一時は「4月再稼働」と言われていたが現在は「7月末」などと、下方修正された。2号機も「8月再稼働」と報じられているようだが、実際にはもっと遅れるであろう。
 本来ならば「工事計画認可申請」が許可されて初めて着工し、完工してから使用前検査を受けるべきところを、申請前から工事を行い、事実上工事計画認可申請を意味のないものにしてしまった上、本来補強をしなければならない、いくつもの装置類などを、そのまま使っている。
 使用前検査は、現場で行われるので、私たちが内容を知ることはほとんど出来ない。保安規定の審査も「核物質防護」「テロ対策」を名目に秘密だ。要は工事計画認可申請で、いかなる評価をしたかが最も重要である。設置許可変更申請をパブコメに掛けた後、その基本設計に従って具体的な装置類で、どのような工事を行うかが書かれている。抽象的に「基準地震動に耐えうる設備」などと書かれても、それが具体的にどの程度の強度を有するかが分からない。それを知るには工事計画認可申請に書かれた具体的な強度計算書類を見るほかない。

◯ ところがこれら計算書類や図面の多くが「白抜き黒枠」であった。
 要するに「知られては困る」内容だったわけだ。九州電力は「商業上の秘密」などと規制委に説明しているが、そんな理由が「3.11後の日本」で通用すべきではない。
 原発推進派が最大の不信を買ったのは、お手盛りで作り上げてきた安全基準があまりに甘過ぎ、繰り返された「基準地震動越え」の地震に見舞われたあげくの東京電力福島第一原発の被災だったのだから。
 電気新聞が3月の記事で工事計画認可申請の補正書提出について「設備の詳細設計の妥当性を示す評価など記載内容を充実させたほか、文書構成や表現も統一。」と記載していた。これが遅れに繋がったのだが、詳細設計の妥当性を示す評価とは何を意味するのか。
 工事計画認可申請に記載された強度計算や耐震評価に重大な疑義が生じ、そのままでは持たなくなる、あるいは厳しすぎる点を直していったのだろう。

◯ 工事計画認可申請の詳細は、公開された会議よりも「ヒアリング」と称する規制庁と九電の「秘密会議」で決められていた。
 九州電力から200名もの技術者が東京に出張してきていたと言う。おそらくこのためだったのだろう。これだけの人数で何をしていたのか、何処をどう書き変えたのか、九電と規制庁は回答する義務がある。


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┗■2.九電川内原発再稼働阻止の大集会に参加しよう
 |  「正しい報道ヘリの会」は九州で初めてヘリコプターを飛ばして
 |  山本太郎さんが搭乗して大集会の様子を解説
 |  安倍晋三を、アンダーコントロールの福島第一原発の排水口で水遊びさせましょう
 └──── 広瀬隆

全国のみなさま・・・東京の広瀬隆です
重要なお知らせです。

  昨日(5/24)は、福島県二本松市で、フクシマ原発事故の被害者が結束する「原発事故被害者団体連絡会」(略称・ひだんれん)の結成集会が開かれました。
 ついに自民党が、賠償打ち切りの方針を打ち出し、福島県民は「死の行進」をさせられる、という事態になってきました。これを、全力ではねかえします。
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1919
 そして、来月7日の博多の大集会が迫ってきました。
 再稼働第1号の川内原発を、ストップさせる、最後の決戦です。
 鹿児島県民は、現在、九州電力本店めざして北上中で、再稼働阻止の決死の大行進を続けています。
 何としても再稼働第1号を、全国の力で止めます。
 第1号を止めて、伊方原発を含めた第2号以下すべてを廃炉にさせます。

○日 時:2015年6月7日(日)13時〜
○ストップ再稼働! 6.7 3万人大集会 in 福岡
  〜川内原発のスイッチは押させない!〜
○場 所:福岡市舞鶴公園 福岡市中央区城内1番
    電話:092-781-2153 地図:http://tinyurl.com/n6wl32h
○主 催: 原発いらない!九州実行委員会

  「正しい報道ヘリの会」では、九州で初めて、ヘリコプターを飛ばして、インターネットでみなさまにお知らせします。
 しかし、まず、参加することが第一です。ヘリコプターには、山本太郎さんが搭乗して、大集会の様子を解説してくれます。
 万難を排して、集会にご参加ください。伏してお願いします。
  インターネット中継のサイトなどは、後日くわしくお知らせ致しますが、今日は、ヘリ空撮が実行されることをまず、周囲のみなさまに広くお伝えして、集会参加を呼びかけてくださるよう、何度でもお願いします。
 行動を躊躇しないでください。
  福島県民に続く原発事故被害者を出してはなりません。日本のどこであっても・・今は、福島県民と鹿児島県民が危ないのです。
  安倍晋三を、アンダーコントロールの福島第一原発の排水口で水遊びさせましょう。
by kuroki_kazuya | 2015-05-26 05:45 | 核 原子力