NHK受信料不払いを続ける在日米軍とそれを許す日本政府
2015年 06月 03日
みなさま、時間のアル時に
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
ーーーーーーーーーーーーーー
NHK受信料不払いを続ける
在日米軍とそれを許す日本政府
ブログ「天木 直人のブログ」
2015年6月2日より転載
日米同盟の従属性が毎日のように明るみになる中で、実にタイミングよく、今日発売のサンデー毎日(6月14日 号)が特集記事を書いた。
在日米軍基地がNHKの受信料を38年間も未払いを続け、その額30億円だという。
この未払い問題はかつて国会審議でも取り上げられ、私もメルマガで書いたことがある。
しかし、米国は不払いのまま今日まで続いている。
なぜこんな不当な事が許されたままなのか。
日本政府が米国と交渉しようとしないからだ。
大手新聞がまるで取り上げず、国民が知らないからだ。
しかし、NHK受信料取り立ては、国民の間でいまや大問題になりつつある。
訴訟を起こしてまでNHKが取り立て始めたからだ。
不払い運動を起こしたくなるほど、籾井会長のNHKが安倍政権に服従しているからだ。
なによりも安倍暴政により国民生活が苦しくなる一方であるからだ。
もし、在日米軍のNHK受信料未払いを国民が知れば、まともな国民なら怒りだすだろう。
それほど不公平な状況が放置されていることを、このサンデー毎日の特集記事は、これでもか、これでもか、と教えてくれている。
今こそ大手新聞は、在日米軍のNHK受信料未払いを大きく報じて、国民にひろく知らせる時だ。
いくら日米同盟が重要であるといっても、この不平等は許せないと国民も気づくだろう。
その意識を沖縄県民だけではなく、全国の日本国民が共有することこそ、日本が米国の隷従状態から抜け出して健全な国になる第一歩である(了)
*****
安倍首相を追い込めなかった
政治の絶望的状況
ブログ「天木 直人のブログ」
2015年6月2日より転載
きょう6月2日の朝日新聞「ウオッチ安保国会」が書いている。
「衆院特別委員会の実質審議は6月1日で4日目。安倍晋三首相の出席は、この日で一区切りとなる」と。
終わったということだ。野党は追い込めなかったということだ。
これほど政府の答弁が矛盾し、迷走し、そして、言い換え、訂正が続出しても、安保法制案の撤回、廃案という動きはまるで感じられない。
なぜ野党は追い込めなかったのか。
その理由はいろいろある。
政府は何を聞いてもまともに答えなかった。
メディアは、政府にとって都合の悪いやり取りを正しく報道せず、国民はわけが分からないままだ。
なによりも、安倍首相には安保法制案を通さない選択はない。米国と約束してしまったからだ。それを違えることは、首相を辞めることであり、今の安倍首相は死んでもやらないだろう。
しかし、それにしても、なぜもう少し野党は安倍首相を追い込めなかったのか。
その答えはただひとつ。野党がバラバラに同じような質問を繰り返して、自己宣伝を競い合ったからだ。
どうすればよかったか。
それは野党はすべて共産党に質問役を一本化して、安保法制案の矛盾を徹底追及すべきだったのだ。
質問の質と鋭さがまるで違う。
もちろん、それはないものねだりだ。
野党は共産党と一緒になって安倍政権を追い込もうとする気は毛頭ないし、共産党もまた、それを野党に持ちかけることなど決してしない。
ここに、この国の政治の絶望がある。
このままいけば、安保法制案は成立し、日米同盟は引き返すことができないほど強化されてしまう。
安倍首相の残された野心は改憲だけとなり、それに突き進むだろう。
そして、今のままの野党なら、その安倍首相の最後の暴挙さえも防げないだろう。
私の関心は、もはや安保法制案の成立阻止ではない。
そのあとにくる絶望と混乱と無力感だ。
絶望と混乱と無力感の中に、希望の灯りをともす新党憲法9条の実現にいまこそ全力を傾けたい(了)
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
ーーーーーーーーーーーーーー
NHK受信料不払いを続ける
在日米軍とそれを許す日本政府
ブログ「天木 直人のブログ」
2015年6月2日より転載
日米同盟の従属性が毎日のように明るみになる中で、実にタイミングよく、今日発売のサンデー毎日(6月14日 号)が特集記事を書いた。
在日米軍基地がNHKの受信料を38年間も未払いを続け、その額30億円だという。
この未払い問題はかつて国会審議でも取り上げられ、私もメルマガで書いたことがある。
しかし、米国は不払いのまま今日まで続いている。
なぜこんな不当な事が許されたままなのか。
日本政府が米国と交渉しようとしないからだ。
大手新聞がまるで取り上げず、国民が知らないからだ。
しかし、NHK受信料取り立ては、国民の間でいまや大問題になりつつある。
訴訟を起こしてまでNHKが取り立て始めたからだ。
不払い運動を起こしたくなるほど、籾井会長のNHKが安倍政権に服従しているからだ。
なによりも安倍暴政により国民生活が苦しくなる一方であるからだ。
もし、在日米軍のNHK受信料未払いを国民が知れば、まともな国民なら怒りだすだろう。
それほど不公平な状況が放置されていることを、このサンデー毎日の特集記事は、これでもか、これでもか、と教えてくれている。
今こそ大手新聞は、在日米軍のNHK受信料未払いを大きく報じて、国民にひろく知らせる時だ。
いくら日米同盟が重要であるといっても、この不平等は許せないと国民も気づくだろう。
その意識を沖縄県民だけではなく、全国の日本国民が共有することこそ、日本が米国の隷従状態から抜け出して健全な国になる第一歩である(了)
*****
安倍首相を追い込めなかった
政治の絶望的状況
ブログ「天木 直人のブログ」
2015年6月2日より転載
きょう6月2日の朝日新聞「ウオッチ安保国会」が書いている。
「衆院特別委員会の実質審議は6月1日で4日目。安倍晋三首相の出席は、この日で一区切りとなる」と。
終わったということだ。野党は追い込めなかったということだ。
これほど政府の答弁が矛盾し、迷走し、そして、言い換え、訂正が続出しても、安保法制案の撤回、廃案という動きはまるで感じられない。
なぜ野党は追い込めなかったのか。
その理由はいろいろある。
政府は何を聞いてもまともに答えなかった。
メディアは、政府にとって都合の悪いやり取りを正しく報道せず、国民はわけが分からないままだ。
なによりも、安倍首相には安保法制案を通さない選択はない。米国と約束してしまったからだ。それを違えることは、首相を辞めることであり、今の安倍首相は死んでもやらないだろう。
しかし、それにしても、なぜもう少し野党は安倍首相を追い込めなかったのか。
その答えはただひとつ。野党がバラバラに同じような質問を繰り返して、自己宣伝を競い合ったからだ。
どうすればよかったか。
それは野党はすべて共産党に質問役を一本化して、安保法制案の矛盾を徹底追及すべきだったのだ。
質問の質と鋭さがまるで違う。
もちろん、それはないものねだりだ。
野党は共産党と一緒になって安倍政権を追い込もうとする気は毛頭ないし、共産党もまた、それを野党に持ちかけることなど決してしない。
ここに、この国の政治の絶望がある。
このままいけば、安保法制案は成立し、日米同盟は引き返すことができないほど強化されてしまう。
安倍首相の残された野心は改憲だけとなり、それに突き進むだろう。
そして、今のままの野党なら、その安倍首相の最後の暴挙さえも防げないだろう。
私の関心は、もはや安保法制案の成立阻止ではない。
そのあとにくる絶望と混乱と無力感だ。
絶望と混乱と無力感の中に、希望の灯りをともす新党憲法9条の実現にいまこそ全力を傾けたい(了)
by kuroki_kazuya
| 2015-06-03 06:25
| 対米 従属