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by 幸田 晋

<女川原発>事故時30キロ圏7市町高線量か

<女川原発>
事故時30キロ圏7市町高線量か


河北新報 2015年07月05日日曜日より一部

 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)で東京電力福島第1原発並みの事故が起きた場合、原発から30キロ圏の全7市町の役場所在地が高い空間放射線量になる恐れがあることが4日、民間シンクタンクの環境総合研究所(東京)のシミュレーションで分かった。研究所顧問の青山貞一東京都市大名誉教授(環境政策)が女川町で講演し、明らかにした。

 7市町の役場所在地で事故直後、1時間当たりの空間放射線量が最も高くなる東寄り、南寄りの風向を条件に試算。数値は高い順に女川町156マイクロシーベルト、石巻市65マイクロシーベルト、東松島市48マイクロシーベルト、南三陸町25マイクロシーベルト、涌谷町22マイクロシーベルト、登米市13マイクロシーベルト、美里町5.2マイクロシーベルトと推計した。

 青山氏によると、福島第1原発事故直後、福島県内の30キロ圏の飯舘村と浪江町では毎時約50マイクロシーベルトが観測された。原子力規制委員会の基準では、500マイクロシーベルトは即時避難、20マイクロシーベルトは1週間程度以内に避難することが求められる。

青山氏は
「事故直後にいかに被ばくを避けるかが重要。
美里町の数値は低いが安全ではない。
シミュレーションの結果を踏まえて一人一人が対応を考え、
行政は有効な避難計画を策定してほしい」と語った。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-07-06 06:58 | 核 原子力