第1原発で死亡労災事故 安全対策再点検、全作業停止へ
2015年 08月 10日
安全対策再点検、全作業停止へ
福島民友 2015年8月9日より一部
8日午前6時25分ごろ、東京電力福島第1原発で大型バキューム車を清掃していた男性作業員が、車両後部のタンクのふたに頭部などを挟まれ、約1時間30分後に搬送先の病院で死亡が確認された。
第1、2原発での
死亡労災事故は
今年に入り3人目。
死亡労災事故の発生を受け、東電は第1原発構内の全ての作業を当面停止し、安全対策を再点検する。30~40年かかるとされる廃炉作業を着実に進めるためには、政府と東電による過酷な作業環境と現場の安全管理能力の改善が急務となる。
双葉署によると、死亡したのはいわき市、協力企業の作業員烏山直志さん(52)。
・・・(後略)