スキーにはまっています。


by 幸田 晋

見逃される稲田朋美の暴言、暴挙

みなさま、時間のアル時に
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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見逃される稲田朋美の
暴言、暴挙


ブログ「天木 直人のブログ」 
2015年8月13日より転載


 稲田朋美政調会長が、東京裁判やGHQの占領政策を検証するための内閣機関を発足させると言っているらしい。

 しかも、安倍談話の発表直後に発足させるという。

 この暴言は、自民党の若手議員の暴言とはわけが違う。

 安倍自民党政権の政調会長の暴言である。

 安倍右翼政権の最有力側近の言葉である。

 検証という言葉は聞こえがいいが、稲田議員のこれまでの発言から見れば、これは明らかに東京裁判や占領政策を否定する言葉である。

 安倍首相の歴史認識がここまで世界中で問題となっているときに、この暴言挙はなんだ。

 いや暴言にとどまらず、これは暴挙だ。

 なにしろ安倍内閣の中に検証機関を発足させて、東京裁判や占領政策を見直すといっているのだから。

 よくもこのような暴言、暴挙が許されているものだ。

 野党は何をやっているのか。

 三流議員や補佐官のバカ発言にあれほど騒いで更迭要求をしたというのに、稲田朋美政調会長のこの暴言、暴挙には沈黙したままだ。

 いまこそ稲田朋美政調会長の責任を追及して更迭に追い込むべきではないのか。

 メディアは稲田自民党政調会長のこの暴言、暴挙を、いまこそこそ書き立てるべきではないのか。

 こんな暴言、暴挙が見過ごされるようでは、今の政治やメディアは完全に終わっているということである(了)

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やはり安倍首相は
愚かな首相だ


ブログ「天木 直人のブログ」 
2015年8月13日より転載


 あれほど助言しているのに、はやり安倍首相には通じなかったようだ。

 山口入りして、講演で正体を見せてしまった。

 いくら地元の、しかも自民党県連の内輪の会合であったとしても、発表前にここまで自信過剰に話してはいけない。

 2018年まで首相を続投すると語った事を言っているのではない。

 70年談話について得意げに語った事を言っているのだ。

 「これから日本がどういう国になっていくか、世界に向けて発信したい」

 「日本は70年間ひたすら平和国家としての歩みを進めて来た。この歩みが決して変わることはない」

 などと言ったらしい。

 この発言の背景には、14日に発表する談話が、内外の理解が得られるものになるという自信があるに違いない。

 すなわち、侵略も、植民地支配も認めてやった、おわびについてもその気持ちを伝える表現をしてやる。

 だから誰も文句はないだろうというわけだ。

 これで過去にケリをつけて、未来志向でいくと宣言するわけだ。

 しかし、それを自信満々に、早々と喋って、本心をばらしてしまっては元も子もない。

 本心とは何か。

 それは、言葉でごまかせると高をくくっていることだ。

 すなわち限りなく村山談話を引き継ぐと言いながら、「おわび」の言葉は使わない。

 つまり村山談話は葬り去るということだ。

 これまでも、これからも、日米同盟を最優先し、それを強化していく、それが平和国家の道だ、それが村山談話に代わる未来志向の安倍談話だという事である。

 安保法案は憲法の範囲内であり、だから成立させる。

 日米同盟の強化をすることになり、日本の安全保障に役立つ。

 だから歓迎されこそすれ、反対される理由はどこにもない、そう言ってるのだ。

 すなわち、安倍談話は、単に歴史認識の問題にとどまらず、日本の将来の外交・安全保障政策を示す歴史的一大談話である、というわけだ。

 これまでと何も変わらない安倍首相の詭弁、強弁だ。

 ここまで本性をあらわした以上、もはや安倍談話の評価は、「おわび」という言葉を自らの談話で使うか使わないか、その一点にかかることになる。

 もし、その言葉が使われないなら、どんなきれいごとを言っても通用しない。

 たとえ使っても、ここまで本心を明かした以上、誰もその言葉を信用しない。

 余計な事をしべらずに、談話を出すまで神妙に譲歩したような振りをしていたら、あるいは評価されたかも知れないのに、やはり安倍首相は愚かな首相だ。

 果たして安倍談話はどのようなものになるのだろう。

 メディアはそれをどう書き立てるのか。

 そして何よりも中国・韓国の反応はいかなるものになるのだろうか。

 これでごまかされるようでは中国、韓国の負けである(了)

by kuroki_kazuya | 2015-08-14 06:25 | 日本の今後