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by 幸田 晋

<新三本の矢>GDP600兆円 成長戦略の道筋描けず

<新三本の矢>GDP600兆円 
成長戦略の道筋描けず


毎日新聞 10月8日(木)0時2分配信より一部

 安倍晋三首相が打ち出した「新三本の矢」では、国内総生産(GDP)600兆円▽希望出生率1.8の実現▽介護離職ゼロ--の数値目標を掲げている。いずれも実現に向けた具体策は今後、検討することになるが、道筋は見えていない。

 安倍政権は新三本の矢の1本目である「強い経済」について、旧三本の矢の「大胆な金融政策」「機動的な財政出動」「成長戦略」が「全部集約されている」(麻生太郎財務相)と説明している。2012年末の安倍政権発足後、日銀の大規模金融緩和と積極的な公共投資の効果で、企業業績は過去最高を記録、雇用も拡大した。日銀の黒田東彦総裁は7日の記者会見で「長きにわたって続いてきたデフレ心理は変わってきた」と指摘した。

 安倍政権は旧三本の矢を引き続き経済再生に生かす考えだ。内閣改造では経済・財政政策の2大司令塔である甘利明経済再生担当相と麻生財務相の留任を真っ先に決めた。しかし、旧三本の矢の限界もあらわになっている。政府と日銀は2%の物価上昇目標を掲げているが、原油価格の急落などで8月の物価上昇率は13年4月以来のマイナスに転落。政権の最重要課題であるデフレ脱却は果たせておらず、黒田総裁は「物価目標との関係で言えば道半ばだ」と認める。

・・・(中略)

 市場では、高成長の実現には「新規参入や起業を促す大胆な構造改革が必要」(アナリスト)との見方が多い。しかし、来年夏に控える参院選は組織票が勝敗を左右するだけに、既得権益に切り込む改革はハードルが高い。自民党内からは「当面は景気対策を盛り込んだ補正予算の編成などムチよりアメを優先するしかない」(閣僚経験者)と構造改革先送りを求める声も漏れる。
by kuroki_kazuya | 2015-10-08 06:25 | 反動 | Comments(0)