日中韓首脳会談が教えてくれた事 それは度し難い安倍不信だ
2015年 11月 03日
みなさま、時間のアル時に
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
ーーーーーーーーーーーーーー
日中韓首脳会談が教えてくれた事
それは度し難い安倍不信だ
ブログ「天木 直人のブログ」 2015年11月2日より転載
どんなに御用メディアが成果を強調しようと、誰の目にもはっきりわかる。
無理をして設定された不自然、不毛な首脳会談であった事が。
どこの首脳会談で、懸案の諸議題について、どのような話し合いがなされたかが公表されない(11月2日産経)首脳会談があるというのか。
どこの首脳会談で、直前まで議題が決まらず、外相同士の話し合いに委ねられる(11月2日読売)首脳会談があるというのか。
無理をして、「関係改善がなされた」と強調する安倍首相のこわばった顔を見ると、哀れすら感じさせる。
なぜそこまでして首脳会談にこだわるのか。
相手にされないのなら、こちらも相手にしなければいいではないか。
かつてみずからそう言っていたではないか。
今度の日中韓首脳会談が教えてくれたこと。
それは、中国、韓国の度し難い安倍不信だ。
安倍首相が日本の首相でいる限り、中国、韓国との関係は改善しないということだ。
安倍首相が首相を止めれば、その後に誰がなっても、今よりは関係が改善されるということだ。
今度の首脳会談の最大の成果は、日中韓首脳会談の定例化が確認されたことらしい。
そして来年は日本で首脳会談が開催されるという。
結構な事だ。
首脳会談を成功させるためにも、その時までに安倍首相が代わる必要がある。
因みに、今度の日中韓首脳会談について、唯一産経新聞だけが「真の未来志向なお遠い」と社説で書いた。
産経新聞は正直だ。
だから購読を止められない(了)
*****
シリアに
特殊部隊を派遣した米国の誤り
ブログ「天木 直人のブログ」 2015年11月2日より転載
オバマ大統領がついにシリアに米軍を派遣することを発表したらしい。
もしこれがシリア情勢に対するプーチンとの主導権争いの劣勢を巻き返すというものなら、これほど愚かな事はない。
プーチンがアサドを擁護してシリアを支配下に置こうとしているなら、勝手にやらせておけばいいのだ。
アサドを擁護する限りシリア情勢の混迷は終わらず、その責任はすべてプーチンに向かう。
アサドを擁護するプーチンは間違いなくアサドと共に地獄に落ちる。
報道によれば、「イスラム国と戦う穏健な反体制派支援するため」とういことだが、これも間違いだ。
なぜならば、イスラム国はシリアの内戦(アサド政権とアサド政権打倒のシリア国民との戦い)の隙に乗じて、勢力を伸ばそうとしているからだ。
シリア内戦の解決なくして、イスラム国のシリアからの掃討は不可能である。
そしてシリア内戦の解決はアサドの排除しかない。
ここまでシリア情勢を絶望的にさせたのは、たしかにオバマの優柔不断である。
しかし、その優柔不断とは、最初の段階で軍事攻撃をためらった事ではない。
アサド排除をためらった事だ。
軍事攻撃をしてシリア民衆を犠牲にしなくてもアサド排除はその気になれば出来た。
オバマの最大の間違いは、ブッシュのイラク攻撃の誤りから何も学ばなかった事である(了)
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
ーーーーーーーーーーーーーー
日中韓首脳会談が教えてくれた事
それは度し難い安倍不信だ
ブログ「天木 直人のブログ」 2015年11月2日より転載
どんなに御用メディアが成果を強調しようと、誰の目にもはっきりわかる。
無理をして設定された不自然、不毛な首脳会談であった事が。
どこの首脳会談で、懸案の諸議題について、どのような話し合いがなされたかが公表されない(11月2日産経)首脳会談があるというのか。
どこの首脳会談で、直前まで議題が決まらず、外相同士の話し合いに委ねられる(11月2日読売)首脳会談があるというのか。
無理をして、「関係改善がなされた」と強調する安倍首相のこわばった顔を見ると、哀れすら感じさせる。
なぜそこまでして首脳会談にこだわるのか。
相手にされないのなら、こちらも相手にしなければいいではないか。
かつてみずからそう言っていたではないか。
今度の日中韓首脳会談が教えてくれたこと。
それは、中国、韓国の度し難い安倍不信だ。
安倍首相が日本の首相でいる限り、中国、韓国との関係は改善しないということだ。
安倍首相が首相を止めれば、その後に誰がなっても、今よりは関係が改善されるということだ。
今度の首脳会談の最大の成果は、日中韓首脳会談の定例化が確認されたことらしい。
そして来年は日本で首脳会談が開催されるという。
結構な事だ。
首脳会談を成功させるためにも、その時までに安倍首相が代わる必要がある。
因みに、今度の日中韓首脳会談について、唯一産経新聞だけが「真の未来志向なお遠い」と社説で書いた。
産経新聞は正直だ。
だから購読を止められない(了)
*****
シリアに
特殊部隊を派遣した米国の誤り
ブログ「天木 直人のブログ」 2015年11月2日より転載
オバマ大統領がついにシリアに米軍を派遣することを発表したらしい。
もしこれがシリア情勢に対するプーチンとの主導権争いの劣勢を巻き返すというものなら、これほど愚かな事はない。
プーチンがアサドを擁護してシリアを支配下に置こうとしているなら、勝手にやらせておけばいいのだ。
アサドを擁護する限りシリア情勢の混迷は終わらず、その責任はすべてプーチンに向かう。
アサドを擁護するプーチンは間違いなくアサドと共に地獄に落ちる。
報道によれば、「イスラム国と戦う穏健な反体制派支援するため」とういことだが、これも間違いだ。
なぜならば、イスラム国はシリアの内戦(アサド政権とアサド政権打倒のシリア国民との戦い)の隙に乗じて、勢力を伸ばそうとしているからだ。
シリア内戦の解決なくして、イスラム国のシリアからの掃討は不可能である。
そしてシリア内戦の解決はアサドの排除しかない。
ここまでシリア情勢を絶望的にさせたのは、たしかにオバマの優柔不断である。
しかし、その優柔不断とは、最初の段階で軍事攻撃をためらった事ではない。
アサド排除をためらった事だ。
軍事攻撃をしてシリア民衆を犠牲にしなくてもアサド排除はその気になれば出来た。
オバマの最大の間違いは、ブッシュのイラク攻撃の誤りから何も学ばなかった事である(了)
by kuroki_kazuya
| 2015-11-03 06:05
| 日本の今後